スマイルプリキュア35話「やよい地球を守れ!プリキュアがロボイナ~ル」の感想です。プリキュアが始まると見せかけて何故か勇者シリーズ的な映像が流れ始めるのだが、新発売の鉄人戦士ロボッターDX¥9980の玩具CMだった。これを見たやよいはみんなに話を振る。あかね、なお、れいかは興味なさそうだがみゆきが興味あり興奮している。
「ロボッター今日こそお前の最後だ!」
「大丈夫だタケル地球の人々を守るために我々は何度でも立ち上がるそうだろ?」
「あの技で決めるぜ!ロボッターエネルギーフルパワー!ウルトラロボッターパーンチ!」
「ね?明日新しいロボッターが発売するんだカッコイイよねぇ~」
「弟が見てるけど…私は…」
「私は初めて見たのでよく分かりませんでした」
「ロボッターDXを買いに行くから一緒に行こう!」
やよいは目を輝かせて新しい玩具を買いに行くのにみんなを誘うのだった。金額が¥9980と高額なのだが、やよいのお小遣いで購入できるならそれなりに貰っているのだろう。やよいのママはシングルマザーだがファッション関係の仕事をしていて収入があるのだろう。
ウルフルンとアカオーニはワルブッターの玩具を取り合い遊んでいるのだが、マジョリーナが玩具を材料に使いプリキュアを倒そうと閃くのだった。玩具を取られた二人はものすごく落ち込んでしまった。
やよい地球を守れ!プリキュアがロボイナ~ル
発売日当日、やよいはみんなを連れて行列に並んでロボッターについて解説を始める。目がキラキラ輝きルンルン気分で体が揺れている。ものすごく楽しそうなこの笑顔は最高だ。ロボッター大図鑑をれいかに渡すと、後方から3幹部がワルブッターの玩具を買いにやってきた。マジョリーナはプリキュアに勝負を挑むために捜していたのだが、目の前にいるのに気が付かなかった。
「並んでいる間にロボッターのことじっくり教えてあげる♡」
「さてはお前らもワルブッターのファンだな?」
「なんでやねん!ちゃうわ」
「そうだよロボッターのファンだよ!」
「お前達寄り道しないでプリキュアを捜すだわさ」
「プリキュアならここにいるオニ」
「ん?…ここにいると思ってだわさ」
いつもより早い展開でバッドエンド空間を生成し、人間からバッドエナジーを吸収するのだが、アニメ本編の台詞と同じでやよいはいつもより気合が入っていた。マジョリーナが発明したロボニナ~ルでウルフルンとアカオーニを巨大化させようと考えていたのだが、アカオーニがくしゃみをしてマジョリーナを吹き飛ばしてしまう。その反動で光線がキュアハッピーに照射されてしまい巨大ロボになってしまった。
「プリキュア今日こそお前達の最後だ!」
「そうはさせない!地球の人々の笑顔を守るために私達は何度でも立ち上がる!行くよみんな」
「あたしの発明ロボニナ~ルだわさ!この光線を浴びたら巨大ロボットになれるだわさ」
「ハッピーが巨大ロボットになっちゃった♡」
「プリキュアがロボットになっちまった…(唖然)」
予想外の展開にみんな唖然としているのだが、ピースは目を輝かせて喜んでいた。ロボニナ~ルは1回しか使用できず、ウルフルンとアカオーニはハイパーアカンベェで2体のロボットを作る。ハッピーロボはパイロットがいないため自身で動くことができなかった。コクピットが開いてみんなで乗り込もうと、ピースは鼻息を荒くして大興奮している。
「すごいすごい映画みたい♪敵だけどカッコイイ♬」
「誰かお願い操縦して…」
「おおおあれは正しく操縦席!みんな早く乗り込むんだ!我々が地球の平和を守るんだ!」
ロボッターそっくりの操縦席でピースが座るのだが操縦できなかった。なんとか立ち上がることができたが、変なポーズをしたりアンテナが回ったりとまともに動かせない。誰もが操縦できると思われていたが、まさかの展開に慌てる。サニーがめちゃくちゃに動かし転倒し、マーチが動かしなんとか歩行しようとするがその場から動くことができない。
「ロボッターはカッコイイだけで操縦なんて分かんないよ」
「操縦したいのはやまやまですが、操縦方法が分かりません」
急に動きが変わり攻撃を回避しキックで吹き飛ばし腕を掴み投げつける。ロボッター大図鑑を熟読したキュアビューティが操縦していた。2体のロボットが合体し飛翔するとピースがまたしても大興奮。サニーとマーチは興味なさそう。ウルフルンとアカオーニは攻撃方法でもめてピースにツッコまれる。
「バッドエンドドッキング!合体アカンベェー」
「これってまさか!?合体したぁぁぁ飛んだぁぁぁ!」
「何してるのもったいない合体のかっこよさが台無しだよ!」
「よしこうなったらこっちも合体だ!ハッピーロボウルトラ合体モードよ!キャンディ隊長こっちも合体大作戦だ!」
キャンディがデコルを使いハッピーロボに羽が生えて飛行可能になった。主題歌が流れまさに勇者や戦隊ものにありがちな展開になった。ダークサンダーを回避し、ハッピーバリアでビームを無効化させキックで墜落させる。必殺技ウルトラハッピーパンチを発射するがマジョリーナがロボニナ~ルを破壊してハッピーロボの効果が切れる。
「最後はウルトラハッピーパンチだ!」
「必殺技ですね583ページにありました」
「ハッピーエネルギーフルパワーいっけぇ!ウルトラハッピーパーンチ!」
「初めからこうしておけばよかっただわさ」
ハッピーの言葉にピースは危機的状況でロボッターの台詞を思い出した。ロイヤルレインボーバーストで浄化に成功するのだが、巨大なアカンベェのサイズを考えると、そんなにダメージを与えられない気がするが、やよいが楽しめたなら良しとしよう。そして3幹部も今回の戦いはとても楽しかっただろう。
「そんなハッピーロボがかなわないなんて…」
「逆転だなプリキュア、今日こそお前達の最後オニ、全てを踏みつぶしてやるぜ」
「大丈夫だよピース!地球の人々の笑顔を守るために私達は何度でも立ち上がるそうでしょ?」
「そうだったねハッピーあの技で決めるよ!」
みんなはロボットはただの機械ではなく、子供達を笑顔にする魅力、立ち上がる勇気があることを学んだ。今度は操縦をしっかり覚えるからまたやろうと、やよいはみゆきを誘うのだった。まずマジョリーナにお願いしないといけないし戦うならウルフルンとアカオーニの協力も必要だ。
「鉄人戦士ロボッター…どんな困難にも立ち上がる勇気をくれる私のスーパーヒーローなんだから」
今回は今までのプリキュアにない展開で、やよいちゃんがものすごく笑顔で可愛い姿が描かれていました。発売日におもちゃ屋さんに並んだことを思い出しました。勇者や戦隊作品のコラボ的なシーンは観ていてとても楽しめました(#^.^#)
次回「熱血!あかねの初恋人生」
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