スマイルプリキュア46話感想「最悪の結末!バッドエンドプリキュア」

バッドエンドプリキュア

スマイルプリキュア46話「最悪の結末!バッドエンドプリキュア」の感想です。ウルフルン、アカオーニ、マジョリーナの苦しみを知り戦えなくなってしまったプリキュアだが、ハッピーが三幹部の心を癒し浄化に成功する。三幹部の正体はメルヘンランドの妖精だった。最後のデコルを入手しようとした瞬間にジョーカーが現れ、三幹部から出た憎しみの力をデコルと融合させ、バッドエンドプリキュアを誕生させた。

最悪の結末!バッドエンドプリキュア

バッドエンドプリキュアキュアビューティ

ジョーカーの手で5人全員が個別の世界へ飛ばされ、自分と同じ姿を持つプリキュアと戦うことになる。それぞれが圧倒されてしまい苦戦を強いられる。

「偽物ですよ…バッドエンドプリキュアはあなた達とは全然違います」

「私ねハッピーのことが大好き…他人が不幸になっても絶望しちゃっても私がハッピーならそれでいいよね?」

「それにね人の不幸を見ると私は幸せなんだってすっごく嬉しい気分になれる…だから世界中を不幸でいっぱいにしたい」

「苦しむ人を見るのが喜びなんて、そんなの本当のハッピーじゃないよ」

「まずはあなたを不幸に落とす」

火力が違いすぎるサニー、騙されて罠にかかるピース、高速で連続キックを受けるマーチ、冷酷な表情で襲われるビューティ、ポップはミラクルジュエルを守りながら逃げるが、ジョーカーに追い詰められてしまう。ジョーカーの目的はミラクルジュエルであったが、その力を使わなくてもピエーロ様の力があれば世界は滅ぼせる。世界を滅ぼすだけではなく、夢や希望を完全に消してこそ完全な絶望が訪れる。邪魔な存在であるプリキュアとミラクルジュエルを破壊することだった。

「うちは太陽…世界中を焼き尽くす太陽サニーは2人もいらんね…太陽は1個でええ」

「ごめんなさい痛かった?痛かったよね許してなんかもらえないよね?ひっかかった大成功!」

「邪魔者は踏みにじる強い方が弱い方を痛めつける…敵は容赦なく徹底的に潰す…それがあたしの直球勝負」

「美しさこそ正義…この世界には美しいものさえあればいい…見にくいものや見苦しいものは存在する価値すらない…・そんな姿でビューティを名乗る資格はない」

キャンディを破壊することだと知り、あせるプリキュア達。ジョーカーがとどめを刺そうとした瞬間に女王が姿を現した。だが、メルヘンランドのロイヤルクリーンは既に滅んでいて、ミラクルジュエルを守ろうとする意志だけが残っている状態だとジョーカーが見破る。キャンディは女王の娘で、ミラクルジュエルとは、新しい女王が生まれる卵のことで、なんでも願いが叶うというのは、隠すためのデタラメだった。

「キャンディには…私の娘には手出しさせません」

「つまりあの妖精がメルヘンランドの次の女王ということ」

「地球よ…世界中の生きとし生ける全ての者達よ…あなた方のバッドエナジーを捧げなさい!」

「最高に不幸な瞬間だね…そのまま消えちゃえぇぇぇ!」

プリキュアVSバッドエンドプリキュア

バッドエンドプリキュアキュアハッピー

新しい女王が誕生したとしても復活したピエーロ様の力には及ばない。ミラクルジュエルは破壊する必要もないと判断する。地球のバッドエナジーを全て吸われてしまう岩だらけの姿に変わってしまった。バッドエンドプリキュアの攻撃が直撃し大ダメージを受ける。

「どうです女王様…頼みのプリキュアも肝心のミラクルジュエルも役立たず…今までの努力も無駄でしたね」

「そんなことはありません!絶望の淵に立たされようと、未来に向かう力を失わない限り希望はあります」

「ピエーロ様が復活したら何もかも終わりだよ…不幸だね絶望だね」

「絶望なんかしない…明日を信じて今を頑張る…全力で頑張れば私は今までずっとそうしてきたもん」

「明日も未来ももうないよバッドエンドは決まったの」

「決まってないよだってまだ終わってない!私達は諦めてないもん!諦めず頑張ればきっと未来はキラキラ輝くから…私はキュアハッピーだから」

爆炎に包まれながらも絶望せず諦めず何度も立ち上がるプリキュア。突撃してきた敵にサニーファイヤーバーニングを発射。マーチは巨大な魔力弾をかき消しシュートインパクトで蹴り返す。ピースはバッドエンドサンダーを受けるが雷を身に纏いサンダーハリケーンで反撃。複数の氷の矢が襲う中、ブリザードアローで敵を狙い撃つ。

バッドエンドプリキュアキュアビューティ

「太陽は人を傷つけるもんやない!みんなを照らしたり温めたりするもんや!太陽サンサンのキュアサニーやからな!」

「ねえ知ってる?ピースって平和って意味なんだよ…私はパパやみんなからいっぱい愛を貰ったおかげで人に優しくしよって思える。みんなからもらった優しさをいろんな人に分けてあげたい…そうしたら世界が少しずつ平和になると思うから」

「世界平和そんなの叶うわけないじゃない…夢見るお姫様のきれいごとだよ」

「そうだねきれいごとかもしれない…でも私は少しでも世界が平和になってほしい…みんなが笑顔になるように頑張るよ…だって私はキュアピースなんだもん」

「いさぎよく負けを認めたらいい…」

「笑いたければ笑えばいい…馬鹿にされたってかまわない…あんたが私より強くても例え世界が滅んでもあたしは絶対に負けない!私はキュアマーチピンチの時こそ勇気を持って全力で前に進むんだ!」

「何て醜い!薄汚れているあなた…勝者は一目瞭然でしょう?」

「本当の美しさというものは姿形のことではありません!美しさとは心…人を思いやるその心です。それはゆっくり降り積もる雪のようです…私はキュアビューティその美しい心を守ります」

ハッピーはバッドエンドシャーをハッピーシャワーシャイニングで相殺する。更に攻撃力を増加させ、バッドエンドプリキュアを全員倒すことに成功した。ジョーカーの作った空間から現実世界に戻ることができた。まさか敗北するとは思わなかったのか、ジョーカーは悲鳴をあげるのだが、笑い声に変わり、いつもは丁寧な言葉遣いなのだが、めっちゃくちゃ悪い言葉に変わる。

「世界はもう終わりだよ?あなたが何をしたって幸せに何てなれないの」

「そんなことない…みんなで頑張ればウルトラハッピーになれる私はそう信じて進む!ネガティブな私どうてえぇぇぇ!」

「まさかバッドエンドプリキュアが倒されるなんて…うわぁぁぁぁぁ…あっはっはっは!」

「お前ら本当に何も分かってねーな!もう手遅れだって言ってんだよ!時は来た…お待たせしましたピエーロ様さぁお目覚めください」

空からハッピーの頬に黒い絵の具が降ってきた。ジョーカーの姿は黒い絵の具でドロドロに溶けて地面に消える。地上からメルヘンランドをバッドエンドに変えた黒い絶望の巨人が複数出現する。ポップは最後のデコルをセットするとキャンディは人間の姿で目覚める。

次回「最強ピエーロ降臨!あきらめない力と希望の光」

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