太陽の勇者ファイバード15話「初恋電話をつなげ」の感想です。ケンタが好意を寄せていた宮田ヨウコが、両親の都合でアメリカのニューヨークに行くことになってしまった。スカートめくりをしたりちょっかいを出していたのだが、転校すると聞いて様子が変わる。何か想いを伝えたいことがありそうだとハルカが気づく。ケンタは怒り家の方向とは逆の道を歩いていくのだった。
転校
「あんたヨウコちゃんに何か言いたいことあったんでしょう?」
「うるさいなどこ行こうと俺の勝手だろ!」
ハルカはドイツにいる両親への手紙を書いていた。電話があるのに何故手紙を書くのか?火鳥は疑問に思っていると天野博士が教えてくれた。電話代より安く口では言いにくいことも手紙でなら書ける。
「口では言えないことってどんなことです?」
「例えばワシが税金を・・・」
税金をなんだって?博士もしかして税金を納めていないのか?ハルカは両親と一緒に暮さないのは、仕事の都合と博士の面倒をみるためだった。ケンタが姿を現さないのは恋の病だと教えるのだった。
「どうして最後まで声をかけなかったのよ?馬鹿ね本当は好きだったくせに!」
ヨウコは転校してしまい、ケンタは最後まで想いを伝えることができなかったのだ。ハルカに心を読まれていて怒るが、火鳥はケンタが熱があるのではと勘違いする。ケンタは告白ではなく謝罪をしたかったようだ。図工で粘土の工作を作っていたのだが、友達と取り合いヨウコの机にぶつかり作品が落下して壊れてしまったのだ。そのことをずっと引きずっていたのだ。火鳥は手紙を書けばいいとアドバイスするのだった。
初恋電話をつなげ
磁器や計器に与える怪電波が流れていて飛行機や船やTVに影響が出始めた。海外からの輸入ができなくなりパニックになるのではと考えられる。ドイツからハルカに電話がかかってきたのだが切れてしまった。大西洋が狙われたら次は太平洋の電話回線だ。ケンタはアメリカにいるヨウコに電話をかけて確かめることになった。
そこでしっかりしているハルカがヨウコの連絡先を聞いていたのだ。電話がつながりヨウコと話すことができたのだが謝ることができず学校での思い出話が続く。ハルカが隣でイライラしているのがおもしろい。
「ドライアスの悪党め世界中を大混乱に陥れようとはふてー野郎だ覚悟しやがれ!」
海中での戦闘となりシュラの操縦するヒトデ型のロボットはミサイルを発射し、クローで回線を切断しようとする。バロンチームが抑え込み、火鳥はファイバードに合体する。
「もうじれったいわね。ケンタはねヨウコちゃんが好きだって言いたかったのよ!」
「あああ馬鹿!」
ハルカやるなケンタの電話を奪い代わりに告白するのだが回線が切断されてしまった。ファイバードはクローに捕まり潰されそうになるとバロンチームはサンダーバロンに合体する。ナックルクラッシャーでクローを破壊しファイバードは脱出する。
シュラはミサイルとビームを連射し体当たりで攻撃を仕掛けてくる。ファイバードはフレイムソードでミサイルを切り払いしチャージアップで両断するのだった。回線が復旧しハルカの言葉は聞こえていなかった。
ケンタはヨウコの作品を壊してしまったことを謝罪する。気にしてはいなくて、友達がいなくて寂しく電話をくれたことがとてもうれしかったと励まされたようだ。博士は電話代が高額になってることに早く切るように言う。続いてハルカがドイツに電話しようとし博士が電話代を気にするのだった。
次回「Dr.ジャンゴの大地震」
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