とらドラ9話「海へいこうと君は」の感想です。夏休みに大河は、実録恐怖列島日本~私は犬の赤ちゃんを産んだ~のDVDを借りてきて見たため、大河と竜児が結婚して犬の赤ちゃんをたくさん産んだ悪夢を見て目が覚めるのだった。未来を警告するような夢だったため、現実に起きてしまうかもしれないと、何か対策を考える二人。
「どうか俺と結婚してください!」
「フン!仕方ないわね…あんたがそこまでいうなら結婚してあげる」
「竜ちゃん見て見て大河ちゃんね…こんなに赤ちゃん産んでくれたんだよ」
「あんたの子よ…」
「何か対策を講じなければ悲惨な未来が待っていますよっていう警告なのよ…あの夢は」
「未来を変えるためにも明日からの旅行はどっちかがどっちかを全力でサポートすべきなの」
「なんでバドミントンなんだ?」
「決めるんじゃない!そのどっちかを…」
竜児たちは旅行に行くことになり、そのイベントを利用して竜児と実乃梨、大河と北村のどちらかの仲を進展させようとと計画を考える。大河は自分の得意種目であるバドミントンで勝負をしようとするのだが、犬の乱入で大河が敗北することになってしまった。大河は竜児のサポートをすることになりました。
海へいこうと君は
実乃梨は心霊オカルト関係が苦手のため、大河はいわくつきのCDを集めて編集していた。死ぬほど怖がらせて竜児との仲を取り持とうと計画していた。夏休みの期間中に亜美は仕事を再開して、実乃梨は部活とバイトをしていた。電車で移動し亜美の別荘に到着しました。去年から誰も利用していないため、竜児は掃除をして、他のみんなは海に遊びに行った。
「なんで俺ひとりで掃除してんだ…」
「ねえねえあれなんか人の頭に見えない?」
「水死体だぁぁぁ!どうしよう私、水死体のエキスに浸かっちゃったよ」
「本当に来たのね祐作」
「高須が来るのに、親友である俺が来ないわけにはいくまい」
「良かったの生徒会は?」
「なんの話だ?」
「別に…」
北村は本当は生徒会の仕事をしたかったのだろうか?亜美が何か意味ありげな言葉を言うが、北村はとぼけている。夕食の買い出しに行こうとする北村に対して大河を連れて行くように指示を出す竜児。しかし大河はせっかくのチャンスを断ってしまい、結局北村と実乃梨がバイクに二人乗りで出掛けることになりました。大河は実乃梨を怖がらせようと部屋に仕掛けをする準備をしていた。
「亜美が買い出し行って来いって!倉庫にバイクがあるらしい」
「だったら大河を連れて行けよ」
「行かない…バイク怖いし」
「何?せっかく二人っきりになれるチャンスだったのに」
「私には考えがあったの…」
亜美の誘惑♡
竜児は二階でトラップを仕掛けれそうな場所を探していると、浴室に入ろうとすると亜美がシャワーを浴びていた。誰もいないのをいいことに甘い言葉で竜児を誘惑する。これはサービスシーンがあるのか竜児はどうする?
「誰!」
「悪い気づかなくって…」
「結構大胆だね!女の子のシャワー中に入ってくるなんて♡」
「別にワザとじゃ…」
「いいよ♡今ならみんなに内緒で…ねぇしたくないの?」
「お風呂掃除!一体何期待してたの?何その顔…傑作!」
「シャワーを浴びてるように見せかけて、男子の純情をもてあそんだ?で二階の調査は終わったの?役立たずそんなんだからバカチンにもてあそばれんのよ!一言文句言ってきてやるわ!」
亜美に心をもてあそばれた竜児は大河に愚痴る。調査もまだ終わっていなくてノロノロしている竜児を怒り、亜美に文句を言おうと浴室へ入る大河。亜美は本当に入浴中で全裸を大河に見られてしまう。戻ってきて大河は衝撃なものを見たかのように、竜児に亜美の胸の大きさを手で表現した。
「バカチンね…ボンってボンってボーンだった」
「余計なこと言わんでいい!」
北村と実乃梨が買い出しから帰ってきました。竜児は荷物を持ってあげると、実乃梨の髪に何かが触れる。大河が2階からワカメを使って罠を仕掛けていた。カレーを作ろうとするのだが、亜美は辛口が好きで大河は甘口じゃないと食べれなくて、ルーの箱を取り合っていた。竜児は大河だけ別に甘口カレーを作ってあげると、亜美は大河だけ特別扱いするのが面白くなくて実乃梨の名前を出す。亜美は竜児が実乃梨に好意を持っていることを知っていた。
「今何か触ったよ!ヌルっていうかワカメっているか…やっぱりワカメの匂いじゃん!ワカメだよ!ラッコとワカメの呪いか?」
「私は辛口がいいの」
「辛口じゃヤダ!甘いのじゃなきゃ食べれない!ねぇ竜児」
「分かってるよ…後でお前の分だけ甘口作ってやるから」
「また逢坂さんだけ特別扱いして、そういうのって女の子に嫌われるよ…実乃梨ちゃんにもね」
「呼んだ私のこと!」
すると風呂から上がった北村がタオル一枚の姿で、みんなの前に現れた。大河は気絶し亜美は唖然としているが、実乃梨は携帯電話のカメラで激写していると北村はタオルを落としてしまい、目の前にいた実乃梨はショックを受けて倒れる。実乃梨のリクエストに応えて竜児はカレーを超激辛に仕上げるのだった。
「夕飯の支度か?俺も皿だしくらいなら手伝うぞ」
「祐作あんた正気?バッカじゃねーの!」
「おーすまん…高須の声が聞こえたから…女子もいるんだったな」
「おヌード頂戴!そんな恰好でない言ってんだい?なんか今黒くて…ワサっとしたものが…」
「祐作最低」
「ワカメの霊だ」
超激辛カレーを一口食べるのだが、そんなに辛くもなくて大河も食べることに…すると後からジワジワを辛さが増してきて大絶叫!全員の顔が赤くなり実乃梨の評価は高くテンションが上がってきた。
「辛いっていうか痛い!」
「これ喉に!」
「キタキター高須君あんた最高だぁ!」
片付けをしようとする実乃梨を手伝おうとする竜児だが、大河はカレーを食べたことで胃薬が欲しいと体を掴んで求めてきたのだが、北村が胃薬を持ってきていたため、連れて行き二人っきりになる。亜美は大河の真似をして竜児に甘えるのだが、一緒にビーチに行こうと誘おうとしたら実乃梨の邪魔が入り、ご機嫌斜めになってしまう。この亜美ちゃんの機嫌が悪くなった時の顔と笑顔の時の表と裏がハッキリしていて好き。
「辛いの食べたかな胃薬欲しい」
「胃薬なら持ってきたんだ部屋にあるから来るか?」
「それじゃ頼むな…二人っきりになるチャンスだろ?」
「ねえねえ亜美ちゃんもお腹痛い…なんてな」
「なんなんだよ?お前見てると飽きねーな」
「別に、ぼうっとしてるからさ…それって誉め言葉?それより良かったら今から一緒にビーチに…」
「高須君そこのグラス取って」
「悪いなんだっけ?」
「別に…」
竜児は実乃梨と一緒に後片付けをして二人っきりになる。実乃梨はバイトをしているため洗浄が得意だった。外に出て夜空を見上げ、竜児は遂に想いを継げるのか?
「櫛枝は彼氏とかいるのか?」
「高須君は幽霊見たことある?あたしは幽霊がいるって信じてる。でも本当に見たことないし見たことがあるって人の話も全然信じてない。それとさ同じように思うようなことがあるの。あたしもいつか恋愛して結婚して幸せになるって信じてる。けど実際に誰かとそんな感じになったことないんだよね。世の中の恋愛している人達があたしには遠い。だってあたしには見えないんだもん。やっぱり幽霊はいないんだ。諦めかけている…だから質問の答えは…いない」
「俺は見たいのかもしれない。だから心霊スポットにも行くし怖いDVDも見る。霊感がある奴も初めて幽霊を見た時はビックリしたんじゃないかな?見たけど打ち消した奴や逆に努力してやっと見えるようになった奴もいるかもしねえ。だからお前も一生見えないかもって決めつけなくてもいいんじゃねーか?」
「俺はいつか櫛枝が幽霊を見れたらいいなって思うよ。お前に見て欲しいっていう幽霊がどこかにいるかもしれないから」
「だから今日は妙なことばかり起きてるんだね。いつか見えるのかな?」
残念ながら告白はしませんでしたが、彼氏いるのかどうかの確認ができました。大河は胃薬を飲んで効果があったようでお腹が空いてしまったため、再びカレーを食べる。
「それにしても疲れたわ。北村君と一日中ずっと一緒にいたらどんだけ幸せなんだろうと思ったら、緊張しすぎて早死にしそう。あんたと一緒にいたら全然平気なのに」
「なんだよそれ失礼な」
「あたし思ったんだけどさ、あの夢って意外と…」
大河と竜児はそれぞれの部屋で寝ようとしていたら、部屋の枕に長い髪の毛やら濡れた服などがあり、部屋の窓やドアを叩く謎の音が…
次回「花火」
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