東京ミュウミュウにゅ~5話「笑ってみんと!お嬢様の憂鬱」の感想です。最後のミュウミュウである藤原ざくろを仲間にしようと、オーディションに参加するのだが、歩鈴が暴れて審査員が怒りだす。ざくろの素晴らしい演技で、その場を救われるいちご達。キッシュの襲撃を受けてミュウザクロへ変身するが、仲間になる気はないと断られてしまった。しつこくしたみんとは、ざくろから酷い言葉を浴びせられ落ち込んでしまう。
笑ってみんと!お嬢様の憂鬱
みんとはいつも仕事しないのに、今日は仕事をこなしている。仕事するとこんな感じなのか。とても対応が良く、てきぱきしているが、どこか寂しそうな雰囲気がある。いつもと様子が違うことを指摘するのだが、白金はざくろを仲間にするように指示を出す。
「お待たせしましたフルーツパフェです…どうぞごゆっくり」
「いらっしゃませようこそカフェミュウミュウへ、こちらへどうぞ」
「パンケーキです。クリームソーダです。只今お伺いします…」
いちごは学校で青山に友達が落ち込んで心配していることを話す。青山はいちごが最近カフェでバイトをしていることを知る。みんとは愛犬のミッキーにざくろに酷いこと言われたことを話し涙を浮かべる。
いちごはみんとに元気を出してほしくて藍沢家に行くと、れたすと歩鈴がいた。みんとの家はかなりの豪邸で本当のお嬢様であることを知る。愛犬の散歩から戻って来たみんとはいちご達と出会う。敷地に入ると歩鈴が芸をして芝生のスプリンクラーを作動させてしまい、全員ずぶ濡れになってしまった。
「あなたたちここで何をしてるんですの?…」
「たまにはみんなで遊ぶのもいいかなって…」
「遊ぶ?何してですの?」
みんとの兄が登場して、服が乾くまで家で休んでもらうようにと上がり込むことになりました。兄の声優は石田彰さんである。ここにきてアスランか…みんとのへやにケーキセットを持ってきて改めて自己紹介をする。兄はみんとのことを子供扱いして、急にアルバイトをしたいと言い出して心配していたようだ。世間知らずのお嬢様だが、一緒に働くお友達がいて安心した様子。
「みんとのお友達かな」
「そんなのじゃありませんわ!もう帰るところです」
「うちで休んでいただきなさい…さぁどうぞ」
「服が乾くまでですわよ…あなた達のせいで酷い目に遭いましたわ」
「お兄様そんなことしていただかなくても…」
「みんとの兄の誓治です。よろしく」
「みんとはまだ子供で世間のことは何も知らないからね」
「子供扱いしないでくださいっていつも言ってるじゃありませんか!」
「もういいから出て行ってくださいませ」
みんとは兄に頭をポンと触られデレる。旧作とは違い、兄はちゃんと挨拶して礼儀正しくておせっかいだ。みんとは兄を部屋から追い出したのだが、いつものように怒りっぽくなってきた。いちごは元気になってもらおうと枕投げを始めた。みんとの顔に命中し怒りだす。歩鈴が勢いよく投げると、枕が破れて羽毛が飛び出し天国のような光景になる。
「みんと!枕上げだよ!みんとはお嬢様だから知らないか?」
「何するんですの?やりましたわね!」
「体力の限界…どうしてくれますの?庭をめちゃくちゃにするわ、部屋をめちゃくちゃにするわ、あなた達一いったい何しに来たんですの?」
「みんとのその笑顔を見に来たんだよ」
「私は別に…」
みんとはいつものように元気になった。藍沢家ではいくつもの企業を経営してきた。兄は大学生で父の会社を経営する勉強をしていた。みんとも父の後を継ぎたいと思っていたのだが、いつも子供扱いされ、頼りにされてないように感じていた。そんな時にざくろのことを知り、とても眩しい存在だった。ざくろのように強くなりたいと思っていると、ミュウミュウに変身できるようになった。
ミュウミントへ覚醒
「藍沢みんと…ミュウミュウとして地球を守れ」
「あなたにはその力があるのです」
「お前が必要なんだ」
白金と赤坂に頼りにされ、そんなことを言われたのは初めてだった。その期待に応えたいと思い、ミュウミュウとして努力を続けたら、人として家族にも一人までとして認められるのではないかと考えた。ざくろがミュウミュウだと知り本当に喜んだ。
ざくろが何故あんなことを言ったのか?それはざくろの表面の部分しか見たいなかった。本当はざくろのことを思っていなかったのではないかと。もう一度話をしてみようと答えを出すのだった。
「デートしようよいちご」
「あんな姿になっても私の大切なミッキーなんです」
「ミッキー私が分からないの?私の声が聞こえないの?」
「ミントお願いミッキーを助けてあげて…」
「私にそんな力はありません」
「あなたの力が必要なの…乗り越えてミント」
キッシュが現れミッキーがキメラアニマにされてしまった。ミュウミュウに変身するが、ミントーンアローを構えるが発射することができなかった。全員殴り飛ばされ、イチゴが押しつぶされそうになってしまう。ミントの声に一瞬反応したかに見えたが、再び暴れる。
みんなの言葉を聞いて、ざくろの言葉を思い出しミントは矢を構える。
「あれあれ?かわいいペットを矢で射るのかい?」
「無駄ですわ…私は決めたのです強くなると!ミッキーを仲間達を私の大切な人達を守り抜く!そう決めたのです」
ミントーンアロー発射前のチャージ時に青い羽が舞うのがカッコイイ。キメラアニマがイチゴを壁に押し付けて潰そうとしている状態。ミントは側面から発射しているのにキメラアニマに直撃したのは正面ってどういうこと?発射してミントの方を向いたってことになるのか?ミッキーは無事に元に戻った。
「イチゴ僕は君と二人っきりになりたいんだ…とりあえずキスしよう…」
「手を離しなさい!その子は私の大切な友達ですの…傷つけたらただでは済みませんわよ…」
「ムードが台無しだね…ざくろって子は仲間になりそうもないけど…」
「ざくろさんは絶対私達の仲間になってくれるもん」
「邪魔にならないうちに消すか!」
キッシュは弱ったイチゴを捕まえてキスしようとする。嫌がっているのに、手を顔を抑えつけるなんてかなり強引だわ。みんなはざくろが必ず仲間になってくれると信じていた。キッシュはざくろを狙う可能性が高いため、ざくろが収録しているTV局へ向かう。
今回の話は、旧作で言えばミントが初変身した回、ざくろにウザイと言われて落ち込んだ回、2つの話をまとめた感じになっていました。みんとが家族から頼りなく思われていたといちご達を信用して心を開いた貴重なシーンであり、大きく成長できたのではないだろうか。それにしてもお兄ちゃん優しすぎだよ!
次回「心に響け!私は私を超えていく」
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