ハートキャッチプリキュア38話感想「プリキュアスーパーシルエットに変身です!」

ハートキャッチスーパーシルエット

ハートキャッチプリキュア38話「プリキュアスーパーシルエットに変身です!」の感想です。砂漠の王デューンが地球へ向けてデザートデビルを送り込む。こころの大樹を、人々のこころの花を守るため、更なる力を習得しようと、ブロッサム達はプリキュアパレスに入って最後の試練を受けることになった。

最後の試練とは、陰であるもう一人の自分と戦うことだった。過去の自分の姿をしたミラージュプリキュアとの戦闘が始まる。過去の自分を認めて受け入れることに成功したマリン、サンシャイン、ムーンライトは現実の世界に戻ることができて、プリキュアパレスに自分の石像が飾られる。だが、そこにはブロッサムの姿はなかった。

ブロッサムVSミラージュ

ミラージュプリキュアキュアブロッサム

ミラージュプリキュアは今のブロッサムに自分のことを否定されたくなかった。嫌いになり、もう必要ないと思われることが怖かった。ミラージュに圧倒されブロッサムは防戦一方で追い詰められてしまう。魔力刃で切り裂かれダメージが蓄積していく。

「この試練乗り越えられなかったらブロッサムはどうなります?」

「何も変わらないだけよ…ハートキャッチミラージュが与える試練は自分自身を見つめることなの、誰も本当の自分を知るのは不安だわ。でも誰でも変わることはできるの本当の自分から逃げないで、本当の自分を知るの。それが自分が望まない姿でも受け入れなくちゃいけない」

「そして自分で考えるの、何をしたいのか?何をすればいいのかを…苦しんで絶望から光を見つけて希望を繋げてきたの。今度はつぼみの番。自分との戦いを乗り越えられるのは自分だけ、つぼみが自分で自分のこころを成長させなくちゃいけないの」

「超心配!ブロッサムは弱虫で頼りなくて、最初は最弱のプリキュアとか言われちゃうし」

「引っ込み思案ですぅ」

「あたし達がいないとダメダメなんだから」

「それでも信じて待ちましょう…私達のブロッサムを…」

「ブロッサム頑張ってね!あたし達がここで応援してるからね!」

現実世界ではブロッサムが遅いとみんなに心配されていた。試練を乗り越えられなくても、ペナルティは特になく、新しい力を習得できないだけであった。自分自身を見つめて受け入れることが更なる進化の条件だった。

デューンが放ったデザートデビルが地球へ接近しする。50年前にキュアフラワーが使用したハートキャッチミラージュには、デューンの力が封じ込められていた。

キュアブロッサムミラージュプリキュア

「ちっちゃかった私は優しいお母さん、お父さん、おばあちゃんに囲まれて幸せだった。ずっとずっと私はこのままでいたい…私はあなたを映す鏡キュアブロッサムミラージュ。だから、私のこと嫌いにならないで…私のこと消したりしないで…」

「あなたは変わることはできないわ。しゃいで引っ込み思案の私にさよならしない限り」

「私は…私は変わるんです!」

「しゃいで引っ込み思案で、すぐに人に頼ってしまう…それが本当の私なの」

「確かに前の私はそうでした…でも私は本当にチェンジしたんです」

「いいえ今も変わっていないわ…そしてそれはプリキュアになっても変わらない」

ブロッサムはミラージュに惑わされ、自分自身を見つめることができず、否定して逃げ出してしまう。デザートデビルが地球に到着し、前回登場したのよりもっともっと大きい姿で、ハートキャッチミラージュを破壊しようとプリキュアパレスに接近してきます。

デザートデビルハートキャッチプリキュア

ブロッサムの試練が終わるまで持ちこたえようと、プリキュアは妖精と合体し、マントを広げて空中から攻撃を仕掛けます。マリンインパクトを命中させるが効果がない。ムーンライトは妖精なしで自分でマントを使用可能。

「あなたが私を見なくていい。あなたが私から逃げてもいい。そしてああたは弱い自分に立ち向かうことをやめて、そのまま変わらないままでいてもいい。自分が弱いのは自分のせいじゃないと、人に甘え続けて!」

「もう私との戦いは諦めなさい!自分は変われないと認めるのよ!」

「私は…」

「大丈夫…お父さんやお母さん…みんなそのままの私を認めてくれるわ。変身しなくても戦わなくても、みんな優しくしてくれるわ…ね?」

キュアブロッサムミラージュプリキュア

「それじゃダメなんです。私は、しゃいで引っ込み思案な私が、ただ嫌なだけでした。ただ自分が嫌いなだけだったんです。だけど私は、みんなに出会いました。強くて優しい私の仲間…私はみんなの事が大好きなんです。私はみんながいてくれるから頑張れるんです」

「少しずつだけど変われたと思います。新しい自分を自分で創っていけそうな気がします」

「あなたはちょっと前の私です。新しく自分を変えていくことに臆病だった私なんです。私変わります。チェンジするんです!」

台詞めっちゃ長かったけど、気持ちが伝わりました。サンフラワーイージスを破られ吹き飛ばされるサンシャインとマリン。試練を乗り越えたブロッサムは現実世界に戻り、プリキュア像ができました。シプレと合体しマント広げ飛翔する。必殺技を命中させカッコよく登場する。挿入歌と共にデザートデビルに立ち向かいます。

「あたし達、最後の試練でパワーアップしたんじゃなかったの?」

「弱音を吐くのは止めなさい!やはりみんなの力が一つにならないと勝てないみたいね」

「ブロッサムが来るまで頑張ろう」

プリキュアVSデザートデビル

キュアブロッサムキュアマリン

「シプレ私たちも行きますよ!花よ輝けプリキュアピンクフォルテウエイブ!お待たせしました」

「遅いわよ」

「いいってことよ!」

「みんな揃ったところでデザートデビルをやっつけましょう」

「花よ煌けプリキュアブルーフォルテウエイブ」

「花よ輝けピンクフォルテウエイブ」

「花よ輝けプリキュアシルバーフォルテウエイブ」

「花よ舞い上がれプリキュアゴールでフォルテバースト」

全員でフォルテウエイブの一斉攻撃でバランスを崩させる。続いてサンシャインとムーンライトがプリキュアフローラルパワーフォルテッシモします。サンシャインってフォルテッシモできたんですね。全員の必殺技でダメージを与える。

キュアブロッサムキュアマリン

「フォルテッシモよ!」

「はい。プリキュアフローラルパワーフォルテッシモ!」

「いいなムーンライトとフォルッテッシモ…」

「私たちも…」

「フォルテッシモする?」

「しましょう」

「よ~しいくぞぉぉぉぉ!」

「おおおおお!」

ハートキャッチプリキュアスーパーシルエット

ハートキャッチプリキュア1ハートキャッチプリキュア1

「みなさん行きますよ!ハートキャッチミラージュの力を使いパワーアップします。世界に輝く一面の花!スーパーシルエット!」

「花よ咲き誇れ!プリキュアハートキャッチオーケストラ!」

「最後の試練を得て気づいたことがあるの。砂漠の使徒を倒すにはプリキュアがただ力を合わせただけじゃダメ。一人一人が成長し、自立してそのうえで力を合わせないと」

「そのために私たちは、自分自身と向き合わなければならなかったんですね」

「そしてそれは、ただ戦うということではなかった」

「自分の嫌だった部分も受け入れて一緒に成長することだったんだよね」

「もう、しゃいで引っ込み思案な私は、いらないのね…」

「いいえ、私が私らしくいるためにはちょっと臆病な私も必要なんです。だから私はしゃいで引っ込み思案な私も大好きです」

プリキュア最強フォームに変身して合体技でデザートデビルを倒しました。ブロッサムはミラージュを抱きしめて、自分の嫌だった部分を受け入れました。ミラージュは安心してブロッサムの中に消えていきました。

次回「えりかピンチ!マリンタクトが奪われました!」

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