ドキドキプリキュア32話感想「マナ倒れる!嵐の文化祭」幸せの王子

ドキドキプリキュア

ドキドキプリキュア32話「マナ倒れる!嵐の文化祭」の感想です。大貝中学は明日開催される文化祭「大貝祭」の準備で大忙しだった。生徒会長のマナは率先し全校生徒を率いているのだが、六花は「お疲れ様」と背中を押すと倒れてしまった。熱は38.1℃で過労と診断された。

マナ倒れる!嵐の文化祭

相田マナ菱川六花

リーヴァ達との戦闘後も休みなしで頑張って働いていたため、限界を超えてしまったようだ。張り切りすぎて倒れてしまっては元も子もない。マナは文化祭のことが気になっていたのだが、六花に怒られて休むことになりました。相棒である六花はマナのことを誰よりも思っていて心配していた。暴走してしまう度に止めにはいるのだが、今回は一言で黙らせた。

「とにかく熱もあるんだから明日は休みなさい」

「えええ文化祭は?」

「休みなさい!」

円亜久里円亜久里

帰りに六花は童話の幸せの王子の話をする。亜久里は物語を知らなくて、図書館で本を借りて読むのだった。出会った燕に頼んで自分の宝石を貧しい人に配るが足りず、全身の金箔を配って最後は…亜久里はマナにそっくりだと思うが、物語の結末を知り慌てる。

ベールイーラ&マーモ

ベールはイーラとマーモに強力な魔力を秘めたブラッドリングを渡す。自分が№2だと偉そうにしていると攻撃されそうになる。リングは外すことができず、ベールの意志でダメージを与えることができた。魔力の源はリーヴァとグーラのジャネジーで作り出したもので、抵抗すればあの二人のようになってしまうと、嫌々命令に従うことになった。

「今日から俺はジコチュー軍団の№2 となる。お前達は俺の手足になりその力で人間界を支配するのだ」

「何を偉そうに…とんだお馬鹿さんね!自分の与えた力でやられちまうんだからな!」

「騙される方が悪い。そのリングはリーヴァとグーラのジャネジーから作り出したものだ」

「まさかあなた…」

「さっさと俺の前に跪き忠誠を誓え!リーヴァとグーラのようになりたくなかったらな」

大貝祭

菱川六花相田マナ

文化祭は盛り上がりみんなが楽しく過ごしていた。シャルルはマナを見張っているはずだったのだが止められなかった。「来客用のスリッパは何処かしら」と六花は声をかけられると、家で寝ていたはずのマナが対応した。

「マナ?なんでいるのよ?」

「一晩寝たから大丈夫だよ」

「そんなわけないでしょう(怒)」

回復したと言い張るマナに対して六花は怒る。続いて「娘の教室に行きたい」と来客者に声をかけられ、案内しようとした瞬間、亜久里は童話を思い出しこのままではいけないとマナを保健室へ連れて行く。意外と亜久里もマナを心配しているようです。

「あなたは分かっているのですか?町の人に尽くした幸せの王子はボロボロになって最後は鉛の心臓になってしまうのですよ。皆さんは幸せの王子に頼りすぎです。ここは私に任せてください!あなたは絶対安静です!」

円亜久里円亜久里

生徒会長不在のため、来客数が多くパンフレットが不足し、トイレが混んでいて、迷子が多発、問題が次々と発生してしまい副会長は頼りなく、指揮が混乱してパニック状態になってしまいました。学校の生徒たちは生徒会長に頼ってばかりで、自分で考え判断し行動することができなくなっていると指摘する。誰も何も言い返せなかった。どんよりしている実行委員を見て六花は驚いていた。

「どうしましょう副会長?やっぱり会長がいないと…」

「マナは来ません!あなた達は文化祭実行委員ですわよね?だったらその程度のトラブル、人に頼る前にご自分で何とかしてみなさい!物事を成し遂げようとするには相応の苦労と努力が必要なのです!自分が努力せず問題が解決して、そこに価値などありますか?いえ、ありません!フン!」

喫茶店では多数の人から真琴がサインを求められていて困っていた。何とかしようとは思っていたのだが、オドオドしていて亜久里はここでもズバッと的確に指摘する。マナの熱は下がって行動しようとするが、ありすが止める。

「なんとかしなさいよ…」

「そんなこと言われても…」

「しっかりしなさい!出し物とはいえ今のあなた達は喫茶店のスタッフでしょう?その自覚を持って毅然と対応してみせなさい!フン!」

亜久里はマナが生徒たちを甘やかしすぎていて、面倒なことを人任せにする傾向にあり、ジコチューにされてしまう可能性があると指摘。だがマナは人間できること、できないことがあるから、お互い手伝う気持ちが大切であると、違う意見を持っていた。

「この学校の生徒は童話の人々と同じです。幸せの王子の優しさに頼ってばかりで」

「いや…私、別に気にしてないし…」

「そうやってあなたが甘やかすからいけないのです!このままでは面倒なことを人任せにするようになって、マナがボロボロになってどうするのですか?一人一人が強くならなければいけないのです!」

「みんなそれぞれできることと、できないことがあると思うの。そんな時に誰かを手伝ったり助けてもらった時に胸がキュンキュンする気持ち大切だと思うの」

文化祭の後夜祭のキャンプファイヤーのやぐらに上って遊んでいた生徒が崩してしまった。すると二階堂が率先して立て直そうと行動し「会長も言ってただろ?楽しもうぜ!みんなでよ!」続いて六花と副会長、各部活や生徒が協力し合い一つになった。

亜久里に指摘された実行委員は、体育館のトイレを解放し混在を解消、パンフレットの代わりに案内マップの作製、校門で名札を渡し迷子になっても連絡できるようにと対応した。最後は亜久里にお礼を言いにやってきた。小学生に意見される中学生ってどんだけなの。

エースミラーフラッシュ

キュアエースキュアエース

喫茶店で大声で騒いでいた生徒は注意されて好きに話させろと、イーラにプシュケーを奪われてしまいジコチューになった。マナ達はプリキュアに変身し戦闘開始すると生徒たちから注目される。ダイヤモンドはイーラに止めるように説得する。実は名前を呼んでもらいお説教してもらって嬉しいのではないか?

「イーラ!あなたもういい加減こんなバカなこと止めたら?」

「うるさい俺に命令するな!」

ブラッドリングから誕生したジコチューはスピード5倍、パワー10倍、態度は100倍と強化されていた。コーヒーカップのジコチューはプリキュアを乗せて回転しハートは吐気が…エースは乗り物酔いには強く、すぐ回復しジコチューを足止めする。

「正しいのはマナの方でしたわ。童話の中の人々は幸せの王子を鉛の心臓にしてしまったけれど、この学校の皆さんは違った。マナからもらった愛を自分の中に芽生えさせている。お互いに愛を与え合うことで感じるドキドキキュンキュンその温かさを知っている。それは私の心の中にも、皆さんの大切な想い私も守ってみせましょう!」

エースはラブリーパッドを使い新たな技を発動させる。エースミラーフラッシュは敵の周囲を3つの鏡で囲み、強力な光を放ち目くらまし。ジコチューの動きを封じ、ハートが回復し合体技プリキュアラブリーストレートフラッシュで浄化に成功する。

「亜久里ちゃん今日はあたしを心配して、あんなに頑張ってくれたんだよね?」

「亜久里は幸せの王子が与えた愛は、童話の人々に届いていたのかもしれない。愛を返してくれるような世界になればマナが犠牲になることもジコチューになることないのではと考えるようになった。マナは亜久里の手を引きキャンプファイヤーでダンスを踊るのだった。六花とありすはどこかの男と手を繋いでるけど…

次回「ありすパパ登場!四葉家おとまり会!」

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