太陽の勇者ファイバード29話「飛べファイヤーシャトル」の感想です。ハルカは家計をやりくりしているのだが、いつになく怒った表情を見せている。電卓ではなくそろばんを使ってるようだ。赤字の家計の原因は、博士がファイヤーシャトルと太陽エネルギー集積衛星の開発のため、電気を使いすぎていたのである。博士は無収入なのにどこから収入を得ているのだろうか?衛星を打ち上げて家にエネルギーを供給することができれば電気代がタダになるようだが上手くいくのだろうか?
赤字の家計
「もう今月も大赤字だわ!おじいちゃんはどこ?」
「またブレーカーが落ちたんだわ!」
「敵の襲来か」
「何言ってるの電気の使い過ぎでブレーカーが落ちたんでしょ?」
「ハルカわしにも茶をくれんか?」
「この馬鹿みたいな電気代は?いったいなんなの」
「電気代などこの広い宇宙に比べればだな」
「広い宇宙と赤字の家計に何の関係があるよ!」
人工衛星落下
人工衛星が落下すると聞いて燃え尽きるはずが地球に落ちて島が吹き飛んでしまった。平和科学研究所付近だが被害はなかった。ジャンゴが大気圏を突破できる特殊コーティング剤を開発していて、ゾルがメカに乗り人工衛星を落していたのだ。全国を暗黒世界に陥れて都市を破壊しようと企んでいた。
ファイヤージェットで大気圏突破することは可能だが、エネルギーが切れて対処できなくなる可能性があるため、ファイヤーシャトルの開発バロンチームに手伝ってもらい急ぐ。人工衛星からの連絡が途絶えて火鳥とケンタはファイヤージェットで調査に向かう。ケンタは宇宙服に着替えるのだが大気圏突入のショックに耐えきれず失神する。
「大丈夫かケンタ?」
「大丈夫じゃなーい」
気が付いたケンタは宇宙から地球を見渡す。付近に人工衛星がたくさん集められていて火鳥は内部を調査する。ファイヤージェットに残されたケンタはドライアスに攻撃を仕掛けられて被弾しながら逃げ回る。ゾルのメカに殴られコクピットから投げ出されるケンタ。宇宙に放り出されたケンタを火鳥は助けるがファイヤージェットが破壊されて絶体絶命のピンチ。
「こいつがいなければ何もできまい。今まで邪魔をしてくれた分返してやるわ!」
「火鳥、ケンタ助けに来たぞ!」
博士はファイヤーシャトルに乗りサンダーバロンとスーパーガーディオンが救助に来た。人工衛星を地球へ落そうするドライアスとゾルを止めようとするが返り討ちにされる。ホラーハーケンにダウンするガーディオンとアームに捕まり投げ飛ばされる。応急処置ではファイヤージェットは動けず衛星の落下が始まった。
「博士ファイヤーシャトルを借ります!この俺がいる限り貴様らの好きにはさせん!」
[ad#co-1]グランバード
「ファイヤーシャトォォル!チェンジグランバード」
火鳥はファイヤーシャトルを使いグランバードに合体する。宇宙戦での活動が可能でデスブレードを回避しブレスタージェットのロケッターを発射、ジェット合体して必殺技のグランキャノンを発射し、ゾルのメカを破壊する。必殺技が剣から銃になっていて射撃中心となるだろう。衛星落下も阻止することができた。
太陽エネルギー集積衛星を設置して電気代が無料になる計画だったのだが、エネルギーが送られてきて変換するために莫大な電気が必要となり、無料どころか大赤字になってしまったのだ。
「予備の電気まで0になってるわよ?」
「つまり電気を作る量より使う量が多いってこと?」
「そういうこっちゃ!」
「それじゃ意味がないでしょう!どうしてくれのよ?また来月も大赤字じゃないの。毎日毎日同じ洋服なんて情けないったらありゃしないわ!」
博士は無収入のため服を買ってあげることができなくて、ハルカは新しい洋服が欲しくてずっと我慢していた。電気が無料になると期待っしていたのだが結局赤字に終わることで怒ってしまった。確かに服はピンクと青の2種類しか設定されていなかった。貧困の家庭に生まれると良いことはない。シャトルの費用を少しでも生活に使えばいいのに博士は少し変わっている人のようだ。
「狙われた宇宙基地」
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