ハートキャッチプリキュア33話「キュアムーンライト、遂に復活ですっ!」の感想です。新たなる力を得るため、プリいキュアパレスにて試練を受けたブロッサム達。キュアフラワーに認められ、ハートキャッチミラージュを入手できたつぼみ達はゆりさんにお礼を言います。
「ゆりさんありがとうございます」
「私は大したことしてないわ。あなた達は仲間という固い絆で試練を乗り越えた。一人で戦っていた私と違って」
「おばあちゃんミラージュでゆりさんをプリキュアにできないんですか?」
「なれるわけないわ!ミラージュで私のこころの花を見てごらんなさい!」
「これで分かったでしょう…私はもうプリキュアにはなれないのよ!」
ミラージュは神秘な力を秘めたアイテムの為、ゆりが再びキュアムーンライトに変身できるのではないかと、期待をかけるのですが、ゆりのこころの花は枯れてしまっていた。ミラージュにはこころの大樹にワープしたり、人のこころの花を見ることができます。
「コロンごめんなさい…」
「泣かないでムーンライト…もうすぐまた君に会えるから」
ゆりの過去
ゆりさんは現実の世界に戻り一人になるとコロンに謝り涙を流すのでした。つぼみ達はゆりの過去について、おばあちゃんから話を聞かされます。ゆりさんのお父さんがフランスで失踪してしまった後にこころの大樹に選ばれて、コロンに励まされてプリキュアになりました。コロンはシプレやコフレの先輩だった。
「大丈夫!私一人で戦えると過信しすぎた」
「ムーンライト危ない!」
「!コロン…」
「良かった…君が無事で…さよならムーンライト」
ムーンライトはダークプリキュアに苦戦してサバークの攻撃を受けそうになる。コロンが身代わりになり攻撃を防ぐのだが消滅してしまいました。ゆりがいつも悲しそうな表情をしていた理由を知り、つぼみ達は涙を流す。えりかはゆりを励ましてあげようと植物園を飛び出す。
「ゆりさんのところ…行って励ましてあげるんだ!だってゆりさんかわいそうじゃない」
「ゆりさんあたしの胸で泣いてください」
「どうしたの?」
「ゆりさんコロンのこと聞きました…ゆりさんの悲しい思い出を」
「私達ゆりさんの心の花を蘇らせたいんです」
「僕達にゆりさんの心の力にならせて下さい」
「あなたたちって…本当におせっかいね」
学園祭でゆりさんにきれいな服を着てもらいたいと3人は同じことを考えて計画を練るのでした。各自ゆりのデザイン画を作成していた。元気になってもらい、こころの花を元に戻してあげたいという必死な想いが伝わってくる。
「ゆりさんに新しい私を見つけて欲しいんです」
「チェンジです!ファッションには女の子のこころを輝かせる魔法がありますから」
コロン復活
コッペ様が光り出し、ポプリが生まれた時の現象が起きます。植物園にみんな集合してハートキャッチミラージュを通して、心の大樹にコロンがいることを見つけました。こころの種を集めたことにより、一度だけの奇跡が起こりました。ゆりさんは想いを伝えるためにコロンの元へ向かいます。
ダークプリキュアの持ってるこころの種にも異変が起こり、サバークに報告。ゆりを確認するため植物園に攻めてきました。つぼみ達はプリキュアに変身して戦闘開始。
「月影ゆりに異変が起きているのかもしれません」
「ゆりさんはコロンに会いに行って下さい」
「月影ゆりはどこだ?」
「残念ねもうここにはいないわよ!」
「ならば力ずくで教えてもらうまで」
ゆりさんはこころの大樹でコロンと再会するが、抱きしめることはできなかった。想いだけが思念体のように残っているだけで、身体は消滅しているため触れることすらできない。ゆりは自分の力を過信しすぎて、誰にも頼らなかった結果だと後悔し謝罪する。
「コロンいるんでしょ」
「ムーンライト…ごめん、僕の身体はもう滅びてしまったんだよ」
「ブロッサム達が集めたこころの種のおかげでこうしていられるんだ」
「ごめんなさい…私のために」
「僕は君のことを見守っていたよ。あの日からずっとね…君は一人で頑張りすぎたんだよ」
「ムーンライト君は仲間が欲しくないの?」
「キュアフラワーだって一人でデューンを倒したんでしょう?」
「でも今は状況が違うよ。サバーク博士にダークプリキュアもいるんだ」
「大丈夫よ!私は誰にも負けないわ」
「私が愚かだったのよ。なんでも独りでできるって、自分の力を過信しすぎたんだわ」
「それは違う!君は命を懸けて人間のこころの花を護る任務を、誰よりも理解していた。だから全てを自分が引き受けて戦おうとしたんだ。誰も傷ついてほしくない。傷つくのは自分独りでいいってね…君は優しいんだ。僕は分かっていたよ」
「自分を認めるんだよムーンライト。自分の優しさを…仲間への思いやりを…ブロッサム達と触れ合って会って仲間の大切さ、ありがたさを分かったはずだろ!そうしたら君はもう一度砂漠の使徒と戦うことができるよ」
「無理よ…」
「それは今のこころの形だよ。僕を失いダークプリキュアに敗れた傷ついたこころの形だ。みんなと共に戦いたい…世界を護りたいと願えば、君はまたキュアムーンライトになれるよ…だからまたプリキュアになりたいとこころの大樹に願いを伝えるんだ!」
コロンはゆりが独りで戦い続けてきた理由を知っていた。誰も危険な目に遭わせないように、巻き込まないように、責任を全て背負って頑張っていた姿をずっと側で観ていた。全部お見通しだったこおとをゆりは知る。
キュアムーンライト、遂に復活ですっ!
ブロッサム達は合体技シャイニングフォルテッシモを発動させるがダークプリキュアの前に倒されてしまった。ゆりはこころの大樹に願い、割れたこころの種をかざす。大樹は答えゆりにプリキュアの力を与える。
「素直に月影ゆりを差し出せばいいものを」
「ゆりさんはいつでも私達が護ってくれました」
「今度はあたし達がゆりさんを護る」
「3人力を合わせたとでも言うつもりか?」
「このままでは!お願いこころの大樹!私をもう一度プリキュアに!」
「あなたのこころの種をかざしなさい…プリキュアになりたい想いを込めて」
ブロッサム達の元に駆けつけたゆりは銀色のドレスを纏い、眼鏡を外していた。こころの種が修復されポットにセットしてキュアムーンライトに変身する。
「貴様もしや!」
「勇気、愛、友情、優しさ、悲しみ、喜び、たくさんの気持ちみんなの心!私は戦うみんなの心のために!プリキュアオープンマイハート!月光に冴える一輪の花キュアムーンライト!」
このめちゃくちゃカッコイイ感動するシーンで34話が終了します。
次回「すごいパワーです!キュアムーンライト!」
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