ハートキャッチプリキュア15話「なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!」の感想です。いつきは登校中にフェアリードロップの店の前で服を見ていた。するとえりかとつぼみが声をかけます。
「生徒会長うちの服、気に入ってもらえました?」
「お願いしてたファッション部の入部考えてくれました?」
「申し訳ないが忙しくてね失礼する」
「会長せめてデザインだけでも描いてみてください」
「可愛いなと思う服を自分で描いてみるんですよ」
「僕が服を…」
「是非是非お願いします」
いつきは稽古の準備をしていると閃いて、デザインを描いてニヤニヤしています。生徒に声をかけられると真面目な顔つきに戻りますが、これはもうファッション部のことを考えているだろう。
なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます
早速いつきはファッション部にやってきて描いてきたデザイン画を見せる。本当はすぐにでもファッション部に入りたかったのだが、素直に言うこともできず、武道の稽古もあるし自分の時間がなかった。
「これを頼まれてたデザイン画描いてみたよ!」
「可愛い!生徒会長さんならではの気品が感じられます」
「会長センスいい」
「それはよかった…(ニヤニヤ)」
「このデザインを実際に服にしてみませんか?」
「じゃあ生地を買いに行きましょう♪」
いつきのデザイン画はかわいいと高評価され、ニヤニヤしているのだが真面目に対応していると、早速服にしてみようと生地を買い行くことになりました。えりかは黄色の生地を見つけると笑顔になるのを我慢してクールに決めるのだが、ファッション部にあれもこれも勧められてしまいます。
「ねぇ?もっと可愛いもの置かないんですか?」
「実は…無理はしないと決めたけれど、やはり修行の邪魔になると思ってね」
「やっぱり無理しちゃってるんですね…洋服作りは次は何をすればいいんですか?」
「型紙を作ってそれを切るんです」
いつきは部屋にぬいぐるみを持って入るけど、稽古の邪魔になると思い常に引き出しに閉まっている。つぼみはいつきが無理していることに気が付き、えりかに話を振る。一気に服を作ることになりリフレッシュしてくれればいいと考えているようです。
「いつき稽古の時間だ」
「お父様、せっかくお友達がいらしてるんだし1日くらい休ませてあげれば」
「…好きにするがいい」
「花咲さん、来海さん今日はありがとう。稽古があるのでこれで失礼します」
しかし、稽古の時間だとおじいさまに言われて母が止めるのだが、いつきは稽古を選んだ。明堂院流の師範は代々長男に引き継がれてきていたのだが、さつきは病気で、いつきは兄の代わりに明堂院流を継ぎ、兄を守ろうと考えていた。
翌日、いつきはつぼみとえりかにファッション部に入部するのを断るのだが、えりかが無理に誘いえりかもつぼみも上手ですね器用です。いつきもやっちゃいます。えりか生地切るときにスパッとかっこよく切ります。
「すまない。やはりああいうのは僕には向いてないと分かったんだ」
「向いてない(; ・`д・´)楽しくなかった?あたしたちだけでやっちゃいますから見ててください」
「ここは一発勝負!精神を集中させて一気にいきます!」
「今武道のように空気が張り詰めた」
「やってみますか?」
「いいのか?」
「似合ってるよそれが本当のいつきなんだね」
いつきのデザインした服が完成して試着してみると、兄に見られてしまいこれは遊びだと否定するのだが、そこにヒロトという明堂院を破門になった男が道場破りにやってきました。
「いつき行ってはいけない」
「明堂院流は僕が守って見せます」
「ヒロトではないか…勝つことのみに執着し、反則をいとわぬ奴は明堂院流には必要ない」
「勝負は何をしたって勝てばいいんだ!」
「おじいさま僕が相手をします。正しく修練を積んだ者の違いを見せてやります」
ヒロトはいつきに攻撃を仕掛けるが回避され背負い投げで倒される。痛いふりをしていつきの注意を引きつけ、髪で攻撃し卑怯な手段を使い勝利する。看板を持っていかれて、いつきは責任を感じる。
「そこまで…真剣勝負でならお前は負けていた」
「看板は貰っていくぜ!この程度なのかよこの看板の重さはよ」
「ここらが限界だろう…武道とは己の生きる道を究めること。決して兄や家のためにするものではない。明堂院流のことは心配するな、大切なものはお前自身の心だ」
「僕やみんなのために頑張ってくれるいつきの優しさには、本当に感謝しているよ。でもこれからは誰かの為ではなく、いつき自信が望む、いつき自身のための道を歩んでほしい。それがぼくらみんなの望みなんだ」
「僕から武道をとったら何が残るだろう?武道一筋で生きてきた僕に僕のための他の道なんて」
「いっぱいありますよ」
「ファッションデザイナーだってなんだってあるじゃないですか?」
「楽しいと思うことを楽しんでやりましょう」
「自分のこころに素直にね」
クモジャキーが必殺技を完成させ、ヒロトのこころの花を奪います。プリキュアに変身していつきの前に姿を見せると可愛いと夢中になり逃げることをしません。必殺技を発動させようとしますが、隙を狙いビックバンクモジャキースペシャルで地割れを起こします。看板のデザトリアンに足止めされてしまいます。
「俺は本当は道場に戻りたかったんだ」
「ここは危険です逃げてください」
「プリキュアかわいい」
「道場破りさんの謝りたかった心を利用するなんて私堪忍袋の緒がきれました」
「人間にしては上出来ジャキ遊んでやるぜよ!」
いつきVSクモジャキー
いつきはプリキュアを助けようとするがクモジャキーの蹴りをギリギリ回避して顔をかすめます。武道の道はいつきにとって辛いことだらけだった。だが同時に極める喜びもあった。家や兄のためだけにやってきたのではなく、武道が好きだった。
「この力で僕は大切な人達を護る!」
クモジャキーの攻撃を回避し背負い投げして抑え込むが、ダメージはなかった。反撃をしてくるがブロッサムが防御に入り、マリンがデザトリアンを投げ飛ばす。デザトリアンは浄化されヒロトは師匠に謝り、明堂院流に戻ることになりました。スミレの花言葉は謙虚です。
「決めます!集まれ二つの花の力よ!プリキュアフローラルパワーフォルテッシモ!」
「少しは強くなったジャキ。次はもっと楽しませるぜよ」
「師匠すみませんでした。ずっと反則技を使ったこと謝りたかったんです。復帰させてください」
「何故自分が破門になったか分かるか?自分の心を…武道を愛する心を裏切ったからじゃ。今のお前が自分の心に嘘をつかず明堂院を極めたいと思うのなら好きにするがいい」
「君達に頼みがあるんだ。僕をファッション部に入れて欲しい」
「勿論大歓迎ですよ」
「僕の素直な心を伝えます。僕は武道もかわいい服も大好きです!」
いつきもヒロトを見習い、家族に素直な気持ちを伝えることができて、ファッション部に入ることになります。いつきが自分の口から気持ちを言ってくれたことに、家族が笑顔になりました。おじい様いつ怖い表情なのにこの時だけは笑顔でした。
次回「ライバルはえりか!演劇部からの挑戦状です!」
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