ハートキャッチプリキュア17話感想「認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂」

月影ゆり

ハートキャッチプリキュア17話「認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂」の感想です。つぼみはおばあちゃんから珍しいオトメユリが咲いたと知らされていた。えりかを誘い植物園にやってくると、そこには月影ゆりが来ていた。おばあちゃんが誘っていたのだ。今回の物語はキュアムーンライトに変身する月影ゆりが関わり、プリキュアにとって大切なものは何かアドバイスを受けることになります。

認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂

花咲つぼみハートキャッチプリキュア

「それにしても偶然ねみんなたまたま同じ日に見に来てくれるなんて」

「おばあちゃん、ゆりさんも誘ってたんですね?」

「だってオオメユリだもの」

「あっはははは面白」

「チャンスだよつぼみ!ゆりさんはあたし達の前のプリキュア。キュアムーンライトでしょ?いろいろ話聞きたいじゃん」

つぼみは大笑いしますが、えりかはゆりからプリキュアとして戦うためのアドバイスを貰おうとする。しかし、つぼみはゆりはプリキュアの種を失っていて変身することができず、こころの傷が癒えていないことを知っていたので、古傷に触れるようなことはできないと悩んでいた。

「あらどうしましょう?お茶菓子がきれているわ」

「それなら私が行きます」

「ゆりさんはお客様ですから私が行きます」

「じゃああたしも行く」

「二人は来たばかりでしょ?ゆっくりしてて私、外の空気を吸いたいから」

「じゃあ三人で行ってもらえるかしら」

三人は一緒にお茶菓子を買いに行くことになりました。これもおばあちゃんの作戦なのだろう。つぼみとえりかはゆりに声をかけるのだが、厳しい対応をされてしまいました。世界を守るため孤独で戦い続けてきた結果、敗北してプリキュアの力を失ってしまった。それに比べたらブロッサムとマリンは弱く見えるかもしれない。

「ゆりさん!私達ゆりさんのアドバイスがほしいんです」

「砂漠の使徒の弱点とかなんでもいいんですお願いします」

「言ったはずよあなた達には関わらないって、私はもうプリキュアじゃないんだから。それにこれから砂漠の使徒との戦いは益々激しくなる。私にアドバイスを求めるようでは先はないと思った方がいいわ。私は一人で戦い続けてきた。どんなに辛くても苦しくても、この世界を守るために。あなたたちにはその覚悟があるの?私にはそうは見えない。キュアブロッサム、キュアマリン、私はあなた達を認めない!」

「何よそこまで言うことないじゃん!」

つぼみは気分を変えて、和菓子はらの大福にやってきました。常連のようでお互いに名前を知っているのだが、調理場では正広が自分の作った大福の何が悪いのかわからなくて親父とケンカしていた。 娘のしずことおじいちゃんの4人で経営してるみたいです。

「はらの大福は最高なんです。程よく塩ゆでされた黒豆と上品な甘さのこし餡。それを包む柔らかな皮の三重奏!心が優しくなっちゃいますぅ」

「いらっしゃいませ。あらつぼみちゃん」

「しずこお姉ちゃんいつもの大福お願いします」

「何が違うって言うんだよ?俺の作った大福と同じが作った大福どこが違うって言うんだよ?」

「てめえの大福の味見のしすぎで、うちの味を忘れちまったのか?」

正広は大福の修行をしていて、作ってもいいと許可してもらったのだが上手にできなかった。正広は自分が作ったはらの大福をおばあちゃんに食べてもらい感想を参考にしたいと、つぼみに大福を渡すのでした。えりかはつまみ食いして美味しいと一言。

「親父とじいちゃんは厳しくて、美味しいなんて一言だって言ってくれたことないよ」

「そうなんですか?」

「俺も三代目として店を継ぐからには、いい大福を作って二人に早く認めてもらいたいんだ」

「おいしいけどまだまだね」

「おばあちゃん手厳しい」

必死な想いがつぼみに伝わり、おばあちゃんに事情を説明して大福を渡すのだが、一口食べて厳しい評価だった。夕方、ゆりの寂しそうな背中を二人は見送る。つぼみはゆりさんから見たら私達もまだまだだと思われいるのだろうと思い、えりかは自分達を認めさせるために砂漠の使徒をカッコよく倒す姿を見せようと考える。えりかに噂された砂漠の使徒の三幹部はくしゃみをして、自分のファンだとケンカを始めた。

「誰かが噂してるわね」

「僕のファンが僕の美しさを称えているに違いない」

「俺の生き様に惚れた魂の叫びだ」

つぼみはまたムーンライトが敗北する夢を見てしまい、おばあちゃんに相談する。過去にも何度もプリキュアがこの世界を砂漠の使徒から守っていた。昔キュアフラワーとして戦って退けたが、再び砂漠の使徒が現れた。フラワーの役目が終わりムーンライトが選ばれた。フラワーよりも強くて今度こそ決着をつけれそうだったが、強敵のサバーク博士とダークプリキュアが現れた。

「私とえりかゆりさんに言われたんです。プリキュアとして認めない!」

「そう…」

「もっと強くなったら認めてくれるでしょうか?」

「プリキュアとして強くなったらゆりちゃんも認めてくれるかもしれないわね。でもプリキュアとして強くなることだけが本当に大切なことなのかしら?自分で考えなさい」

「本当に大切なこと…」

ハートキャッチプリキュア1月影ゆり

翌日、つぼみはおばあちゃんの感想を伝えに、はらの大福にやってきました。本当のことを伝えれば傷つくと思うが、ちゃんと伝えなければいけないし悩んでいた。店の中に入ると取り込み中だった。

「ダメだ!作りなおせ!」

「なんでだよ親父…どこがダメなのかハッキリ言えよ!あずきを煮る時間だって砂糖の量だって全部親父達と一緒なんだぞ!」

「同じ材料を使ってもその日の天気、気温、湿度、些細な変化で味は変わるんじゃよ」

「そのことを先に教えてくれたら俺だってもっと上手く」

「職人技は盗むもんだ!教わるもんじゃねぇー!」

正広はどうしても答えを出せず怒ってしまうと、おじいさんから答えを教えてもらった。そして親父に厳しいことを言われて店を飛び出してしまった。つぼみとえりかが追いかけると、正広はサソリーナにこころの花を奪われます。なんでもかんでも答えを教わっていてはだめですよね。自分で答えを見つけないといけません。

川岸でデザトリアンが暴れて、ゆりが止めようとしたところにブロッサムとマリンが駆けつける。マリンダイナマイトを発動し、時機中心型の魔力で周囲のスナッキーを吹き飛ばします。ブロッサムが近くにいるのにダメージ受けないのは味方を識別できるんですね。デザトリアンはあんこ攻撃と強風でプリキュアを吹き飛ばして動きを封じる。

「親父もおじいちゃんも俺の努力を認めてくれたっていいじゃないか!」

「本当に大切なのは誰かに認めてもらうことじゃありません。和菓子屋さんにとって一番大切なことは、おいしい和菓子を作ってみんなに喜んでもらうことなんじゃないんですか?」

「どうしたデザトリアンお前を認めない奴に復讐するのよ」

「あたし達は全力を尽くすのみ!努力に根性に勇気に友情!」

「頑張っても認めてもらえないこともあつでしょう…悲しいことです。でも頑張ることは無駄にはなりません。いつかきっと無限の力を生み出す元になるはずです!」

ブロッサムは正広を説得するのだが、自分達もゆりにプリキュアとして認めてもらえず、認めてもらうにはどうしたらいいか同じく悩んでいた。自分の中で探していた答えが見つかったことに気が付いた。

「今時そんな寒いこと言わないでちょうだい」

「熱い心が届かないあなたは、こころの花が枯れているのです」

「みんなのこころの花を守るのがプリキュア!お兄さんのこころ返してもらうわ」

二人の気持ちを認めたのか?突如ゆりが乱入してきてバリア展開する。しかし、破損しているプリキュアの種では本領を発揮できなかった。力を込めて発光させてデザトリアンを吹き飛ばすが、ゆりはダウンしてしまう。

「半分のプリキュアの種の力じゃ大して持たないわね」

「ムーンライト…負け犬のプリキュアが何をやっても無駄よ」

「でもサソリーナあなたはそのプリキュアに負けるよの!何をしているの今やるべきことを考えなさい」

二人は合体技フローラルパワーフォルテッシモでデザトリアンを浄化し、こころの花を取り戻すことに成功する。ツツジの花言葉は情熱です。二人は感謝の言葉を伝えるのだが、ゆりはツンツンして素直じゃなかった。

「ゆりさんありがとうございました」

「おかげでこころの花を取ろ戻せました」

「私は何もしてないわ…早くこころの花を持ち主に返してあげなさい」

正広は自分が間違っていたことを認め、親父とじいさんに謝罪する。お客様の笑顔のために頑張って努力することだと理解しました。全てつぼみのアドバイスのおかげです。

「親父、じいちゃん俺間違ってた…和菓子はお客さんに喜んでもらうために作らなきゃいけないよな」

「ワシらはひたすらお客さんの笑顔のために努力するんじゃよ!そうすれば評価はおのずと後からついてくる」

次回「最強伝説!番長登場、ヨロシクです!」

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