スマイルプリキュア36話「熱血!あかねの初恋人生」の感想です。あかねは坂でバレーの練習をしてると転んでしまい、そこに通りすがった外国人に手を差し出してもらった。服には大きく「大丈夫」の文字が書かれてあった。彼があかねにとって初めての恋になるのだろうか?
熱血!?あかねの初恋人生!!
「ああああ」!大丈夫!」
「日野さん放課後学校を案内してくれる?」
「ごめーん放課後やよいちゃんとロボッターのDVD観る約束しちゃって」
「私達も部活だから」
翌日2年2組外国人留学生がやってきてホームルームで紹介されました。思わず声を上げてしまったあかねだが、イギリスからやってきたブライアンは、3週間一緒に過ごすことになりました。先生に頼まれて放課後学校を案内することになったのだが、みゆきはやよいとロボッターのDVDを約束があり断られた。れいかとなおも部活があり、あかねがひとりで校内を案内することになりました。
「What`your name あなた名前なんですか?」
「my name is akane」
「あかねヨロシク」
あかねは図書室、理科室、音楽室を案内するとよそ見をしていて体育館のドアにぶつかりそうになり、ブライアンに止められる。あかねは英語が苦手で全然話せなかったのだが、ブライアンは多少日本語が話せた。
「lady first あかね女の子」
「レディ?なんやねんそれ?他に好きなものある?見たいものとか?」
「チャンバラ、キモノ、サムライ」
剣道と茶道と弓道部を案内し帰りにバレーボールで遊ぶのだが、日本語の発音とは違く英語の発音を教えてもらった。数日が経過してあかねはブライアンのお世話係になっていたのだが、ひみつ図書館でブライアンのことばかり話しているとやよいに変な目で見られてツッコまれてしまい動揺する。このやよいちゃんの顔!あかねの反応がマジで、みゆき達がキャーキャー騒ぎ出す。
「あかねちゃんさ…最近ブライアンの話しかしないよね…」
「そう?そうかな?」
「あかねちゃんさもしかして…」
「何?」
「ブライアンのこと好きなの?」
「え?そんなの知らん」
「そうなのそうなの?」
「ブライアンと一緒にいてドキドキしたりしない?」
「恋だよそれは恋だよ!その想い伝えよう!」
みゆきとやよいは完全に面白がっていて、告白させようと張り切るのだった。みゆきはシンデレラ大作戦を実行するのだが、シンデレラみたいに靴を拾って幸せになる流れを作るのだが、時に何も起きなかった。なおが直球勝負で正面から好きと告白しようと練習するのだが、恥ずかしくてできなかった。やよいがイラストで伝えようとするのだが、絵が上手くなかった。れいかは手紙で想いを伝えようとラブレター作戦を実行するのだが、全然書けなかった。
ブライアンが美味しい日本食を探していて、あかねは実家でお好み焼きをごちそうする。そこで「おおきに」関西弁でありがとうって意味だと教えた。ブライアンはこの国の言葉をもっとたくさん学習したいとお願いするのだった。期待に応えるようにあかねはブライアンと学校以外でも過ごすようになり、動物園や水族館や海に行きました。最後にあかねのお気に入りの場所、夕日が見える場所に案内しました。
「ここがこの街でいっちゃん綺麗なとこや!」
「あかね僕日本来てよかった毎日とても楽しいです。でも帰る時間きてしまいました」
「そうか…もう3週間きてもうたか…帰ってしまうんやな…」
「それではみなさんお世話になりました!」
ブライアンが帰ろうと学校の生徒にお別れをするのだが、そこにあかねは特に何も言わず帰って行った。空港にに送りに行くのかと思いきや、バレーボールで遊んでいた。様子が変だとみんなが気を使いのだが、
「まだ気持ち伝えてないんでしょう?
「そんなんちゃうやん!一緒におるんのは楽しかったなってそんだけや」
「だったらそれを」
「もうええやん!だってもう会うこともあらへんやろ?」
「本当にそれでいいの?なんていうかそういうのはあかねちゃんらしくないよ」
ウルフルンは恋人同士がイチャイチャしているのを見て怒っていた。バッドエンド空間を作り出すとプリキュアが到着して戦闘開始。鍵のハイパーアカンベエが圧倒するのだが、キュアサニーがスポーツデコルの力を得て、バーニングファイヤーソードで切り払う。
「愛だの恋だのくだらねーぜ!」
「誰かを好きになるのは素敵なことです」
「なんでてめえらにそんなことが分かるんだよ?最後は別れちまって終わりなんだろ?そんなもん無意味で無駄なだけじゃねーか!」
「それが意味のないものだなんてそんなの寂しいよ」
「それは今のうちにはまだ分からんけど、離れ離れになったとしても一緒に過ごした時間は消えへん!」
ロイヤルレインボーバーストで浄化に成功するのだが、ブライアンの飛行機出発の時刻までギリギリだった。あかねはバス停へ走るのだが追いつかず、なおが猛ダッシュで追いつき停める。バスに乗ろうとしたのだがお金を持っていなかったのだ。そこへ後方かられいかが追いかけてきて、財布を渡す。同じ距離を走ってきたため、かなり息切れしているが、もしかしてれいか運動会の時よりも足が速いのではないか。
「待って!乗りまーす!」
「あかねさん…これを使ってください…」
「おおきに」
夕方で渋滞が発生しバスが動かなくなってしまった。今度はみゆきとやよいが自転車に乗り追いかけて来た。バスを降りたあかねにみゆきは自転車を使わせ、やよいは近道に地図を書いてきた。素晴らしい連携だが、やよいちゃんこの短時間でどうやって地図書いたのだろうか?
自転車で走りショートカットするがデコボコの道で転倒しチェーンが外れてしまった。あかねは自転車を置いて激走するのだが、髪が乱れゴムを外した初めての姿が描かれている。この夕焼けのシーンが感動的。だが飛行機は空へ旅立ち間に合わなかったと落ち込むあかね。
「Are you okay?」
「!…大丈夫やで、もう行ってしもたかと思った」
「あかねきっと来ると信じてましたから、おおきに!楽しかったお好み焼き美味しかった。いろんなことたくさん全部あかねが教えてくれたんです。この国とても好きになりました。だからおおきに!」
「うちもめっちゃ楽しかった…だからブライアンこっちこそthank you」
声をかけてくれたブライアンは、飛行機の出発時刻を遅らせたのか待っていてくれました。3週間一緒に過ごしたあかねを信じて来てくれるのを待っていたって、これすごくない。これが初恋だったのか?友人だったのかは本人にしかわかりませんが、続きがきっとあるでしょう。
次回「れいかの悩み!清き心と清き一票」
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