トロピカル~ジュプリキュア2話「まなつとローラ!どっちのダイジが一番大事?」の感想です。都会にやってきた夏海まなつと、グランオーシャンから人間界へやってきたローラが出会い、まなつはキュアサマーに変身する。ヤラネーダによって人間から奪われたやる気を取り返して浄化することに成功した。
入学式
ローラの目的は人間界で伝説の戦士プリキュアを見つけて人魚の国、グランオーシャンの女王になることだった。常時マーメイドアクアポットの中で生活しているのだが、このアイテムは女王様から渡されたもので、他にもオーシャンプリズミラーは女王候補の証である。髪の後ろから出したがどこに閉まっているのか?何かと待遇されているようだが、まなつは入学式のため慌ただしい。家族や友人にはローラのことは秘密ということで、自分の夢を話してローラの自慢話を聞かず登校するのだった。
「伝説の戦士プリキュア!とりあえず1人は見つけたけどパクトは後3つか…」
「へ~中身そうなってるんだ!便利なポットだね」
「女王様がくれたの!私、女王様からはすごく信頼されてるから、ちょっと人の話聞いてる?」
「今日は入学式なんだ!私の夢は、都会の学校に通って放課後は楽しい部活」
「これは女王様からの極秘のミッション!人間の世界に行って伝説の戦士プリキュアを捜し」
「じゃ~ね~行ってきます!」
「行ってらっしゃ~いって聞きなさいよ!」
涼村さんご
あおぞら中学校に入学し担任の先生は桜川咲。クラスで自己紹介をするのまなつだ、あまりにも元気すぎた。前の席は昨日出会ったさんごだった。この子可愛い♡紫プリキュア。さんごと友達になり下校するのだが、積極的なタイプでいきなり名前で呼ぶようになりました。まなつが昨日覗き込んだコスメショップは、なんとさんごの母が経営している店だったことを知り驚く。
「夏海まなつです!南の島からあおぞら市に来たばかりです!部活を楽しみたいです!友達もたくさんつかって思いっきりトロピカろうと思います!」
「よろしくね夏海さん」
「あ!昨日コスメショップにいた」
「涼村さんごです!オシャレとコスメが大好きです!よろしくお願いします!」
「部活決めた?どれにしようか迷っちゃう…さんごは?…さんごって呼んでもいいよね?」
「うん!もちろん」
「さんごってすごいよね?あんなお店にひとりで入れちゃうんだもん!」
「実はあそこ私のお母さんのお店なの」
Pretty Holicにやってきた二人は、さんごの母である涼村みゆきに会い自己紹介する。2階にはカフェスペースもあるようだが、今回は紹介されなかった。ローラは待ちくたびれてしまいポットから出てお風呂に入っていた。更にほっぺを膨らませてかなり機嫌が悪い。まなつは家に帰るとローラの姿がないことに、床が濡れているのを発見しお風呂場へ。部屋中蛇が進んだ痕が残っていて、毎回やられたら掃除が大変だ。
「まなつ中々帰って来なかったから退屈だったし」
「ごめん寄り道してた!友達の家がコスメショップだったの!涼村さんごちゃんすっごくオシャレで可愛い子」
「その子プリキュアになれそう?」
「分かんないけど見てて癒される感じ!すっごく可愛いんだもん♡」
「まなつ帰ってるの?」
「ローラ早くポットの中に戻って」
「やだ!もうちょっとここにいる」
「お風呂よりもっといいところ連れてってあげるから」
まなつは友達になったさんごが可愛くてコスメショップの娘だと楽しく伝えると、ローラの機嫌が悪化しふてくされてしまった。そこに母が帰ってきて慌てて戻るようにお願いするが、ローラはワガママで言うことを聞かない。なんとかポットに入ってもらい使用されていない水族館のプールへ連れてきた。
「ここなら誰も来ないよ海よりは狭いけどね!人魚の国ってどんなところなの?」
「深海にあるひっそりとある小さな国、人魚と海の妖精が住んでるの」
「私も行ってみたいな人魚の国」
「でもその前にあとまわしの魔女を倒してからね!とにかくここで頑張ってプリキュアを見つけて女王に気に入られて、次期女王になる私の夢を叶えるの!」
「やりたいことなら私にもあるよ!友達いっぱい作って楽しい中学生活」
「伝説の戦士プリキュアになったんだから、かっこよく世界の危機を救っちゃおうよ?」
「私はなんでなれたんだろう?」
「人間と人魚の心が通じあったからよ」
「私達二人に熱い友情だね」
あとまわしの魔女は人間のやるきを集めるのだが、何の目的で集めようとしているのか分からなかった。ローラは自分の夢を語るとまなつも中学生活を楽しむと語り始める。女王になるためプリキュアの力を借りなければならない。このままではいけないと誘導するのだが、ローラは自分の目的を最優先にするためまなつを利用しようとする腹黒い一面がある。
まなつとローラ
「私も学校に行きたい!プリキュア候補が見つかるかもしれないじゃない?」
「みんなに見つかると色々大変だしな」
「行きたい!行きたい!」
「分かった勝手にポットから出ちゃダメだからね」
ローラはプリキュアを候補を見つけるため学校へ連れて行くようにワガママを言い出す。ここでヒーリングっどプリキュアと同じBGMが流れて思わずえΣ(゚Д゚)と感じた人が多いのではないでしょうか?鞄の中から周囲の女子をチェックするが、どれもこれも可愛さに欠けるなど低評価ばかりでまなつに話を振ると、さんごが登場して話を聞いていなかった。
「あの子は強そうね…でもちょっとキュートさにかけるかしら。あっちの子はまあまあ可愛いけど、イマイチ個性がない感じ…まなつはどう思う?聞いてないし」
シェフのチョンギーレは、あとまわしの魔女のために食べるのをあとまわしにしても麺が伸びない特製ラーメンを作っていた。チョンギーレはシェフだったのか?伸びないラーメンって一時期自動販売機にあったこんにゃくみたいなラーメン缶だろう。器に魚介類が盛り付けられた海鮮ラーメンは美味しそう。バトラーに命じられて人間界でやるきを奪ってくように命じられる。
部活オリエンテーションが始まるのだが、移動の最中にポットを落としてしまった。無くしたことに気が付き慌てて探すのだが見つからなかった。本当はオリエンテーションを見たかったのに教室に忘れ物したと飛び出す。生徒に発見され騒ぎになるのだがポットに戻り、まなつに発見してもらった。
「人魚だ出た!」
「てへ!見つかっちゃった!」
「勝手にポットの中から出ちゃダメって言ったのに」
「私には他のプリキュアを見つける使命があるから」
「見つかって大騒ぎになったらプリキュア捜しどころじゃなくなっちゃうよ」
「まなつは呑気すぎ!もっとプリキュアとして自覚を持ってもらわないと」
「自覚とか知らないし!あんな騒ぎを起こしておいて何勝手なこと言ってるの?」
「勝手なのはまなつの方じゃない?世界がピンチって時に部活とかしてる場合?」
「私にも大事なことがあるの!ローラなんてもう知らない!」
「分かったもういい!他でプリキュア見つけてくるから」
プリキュアとして世界を守ることを優先すべきだというローラの意見。中学生活を満喫したいと思うまなつの意見がお互いにぶつかり合ってしまい喧嘩が始まる。これはプリキュアシリーズで必ず発生するイベントなのですが、今作では2話で起こりましたね。ローラは自分の力でプリキュアを捜すと何処かへ行ってしまった。まなつは体育館に戻るのだがローラのことが気になり集中できなかった。
「まなつより話をすればきっと分かるプリキュアなんてきっといるんだから」
「誰か伝説の戦士プリキュアはいないの?ちょっとそこの人間逃げてないで戦いなさいよ!」
「どうした?この前みたいに助けてくれる奴はいないみてーだな」
「このままやるきパワーを奪われるつもり?ちょっとそんなぁ~」
チョンギーレがヤラネーダを召喚し人間からやる気を奪う。ローラは思わず水路から顔を出して人間に戦うように命令するのだが、まなつのように助けてくれたりする人間は一人もいなかった。所詮人間など他人が困っていても自分には関係ないと、手を差し伸べたりする人などいない。自分が大事だから。それが今の世の中だ。ローラは水路を塞がれて地上へ飛び出すと捕まえられそうになり、そこに真夏が駆けつけた。指輪が光ってヤラネーダの反応を感じたのだ。
「ローラ遅くなってごめん」
「どうして?」
「私決めたの!航海はしたくないから…ローラとずっと友達でいたいから、大事だから学校も楽しんでプリキュアも名一杯やる!私のやる気をみせてやる覚悟ぉぉぉぉ!」
キュアサマーに変身しヤラネーダに殴りかかりキックで打ち上げ、落下の勢いを利用して投げ飛ばす。ローラはマーメイドアクアポットで奪われたやるきを取り戻した。ある程度ダメージを与えて動きを鈍らせて、やるきを取り戻し必殺技で浄化する流れです。これやるきを奪われたまま浄化した場合はどうなるのだろうか?
「今だよローラ奪われたやるきを!プリキュア・おてんとサマーストライク」
「ありがとうまなつ…なんでもないこれからもよろしくね」
ローラが初めてまなつにありがとうと感謝の言葉を伝えましたが、まなつには聞こえなかったかもしれない。街の人は誰も自分を助けてくれない協力してくれないと現実を知ることができたので、自分の目的を達成させるためには、まなつに協力してもらったほうが効率がいいだろう。
次回「自分を信じて!キュートいっぱい!キュアコーラル!」
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