ヒーリングっどプリキュア41話感想「すこやか市の危機!忍びよるキングの影」

キュアグレース

ヒーリングっどプリキュア41話「すこやか市の危機!忍びよるキングの影」の感想です。グアイワルの罠に掛かりプリキュアとキングビョーゲンを戦わせられた。共倒れにさせる計画だったがプリキュアが勝利し、このチャンスを狙ってメガパーツを大量に取り込みキンググアイワルに進化を遂げた。

キンググアイワルは人間界を汚染しようとメガビョーゲンを大量に生み出す。プリキュアはビョーゲンキングダムに閉じ込められるが、合体技で空間に穴を開け、人間界へ戻ることができた。すこやか市が汚染され浄化するために戦うのであった。

すこやか市の危機!忍びよるキングの影

シンドイーネはキングビョーゲンが浄化されていないことを信じて捜索していた。初めてキングビョーゲンに出会ったことを思い出していた。誰の中で育ったのか明かされていないが、キングの姿を見て好きになってしまった。もう会えないかもしれないと諦めかけて涙を流してしまう。するとマグマの中に何かが…

「せっかく愛称のよい宿主の中で気分よく育ったのに、どんな奴よこのあたしを呼びつけた奴」

「顔を見せれば満足か?よくぞここまで育った。お前にはシンドイーネの名をやろう」

「キングビョーゲン様!どこですか?本当にお会いできないんですか?もう一度本来のお姿にお会いしたかった」

プリキュアは必殺技で複数のメガビョーゲンを次々に浄化して、すこやか市を守ることができた。前回あんなに汚染されていたのに、簡単に浄化できるなんて、メガビョーゲンが弱かったのか?プリキュアが強くなったのか?ギガビョーゲンが1体森林公園へ移動していた。

ダルイゼンはキンググアイワルにプリキュアが人間界に戻ってきたことを伝えると、グアイワルは大工さんの格好で自分の城を建設中だった。足止めできなかったダルイゼンに文句を言うが、指示を出さなかったのはグアイワルだろう。作業を中止してプリキュアを倒すため向かうのだった。ダルイゼンの馬鹿にしたセリフが面白い。

「何?プリキュアが人間界に戻ってきた?」

「今頃メガビョーゲンも浄化されてるんじゃないかな?」

「なんで足止めしておかなかったんだ?やっつけておかなかったんだ?」

「知るかよ?自分で放っておけって言ったんだろ?キングに進化しても頭の中身は進化しなかったみたいだな」

プリキュアVSビョーゲンズ

ヒーリングっどプリキュアキンググアイワル

ギガビョーゲンを浄化しようとプリキュアが駆けつけるが、グアイワルに妨害されて倒すことができない。キュアグレースはエレメントを使おうとするが後方から攻撃を受け、後ろにはダルイゼンの姿があった。アースはギガビョーゲンを足止めし、フォンテーヌとスパークルはグアイワルを抑える。このままでは合体技を発動できず追い詰められてしまう。

「今度こそ葬ってやるこの俺の手でなぁ!」

「俺の相手もしてよ?」

「この俺相手に、たった二人でいつまでもつかな?どうした?そろそろ終わりか?」

「やっと一撃当てたわ…この調子で」

「何やってるのよグアイワル!キングを名乗るならプリキュアくらい倒してくれない?」

「お前…この俺をキングとして認めたか?」

「あんたのケツ叩きに来たのよ!グダグダされたらキングビョーゲン様も浮かばれないからね」

「つまりこの俺の手下になることを選んだんだろう?賢い選択だ!」

スパークルが攻撃された瞬間を狙いフォンテーヌが回し蹴りで一撃与える。4人がかりで圧倒されたのに、フォンテーヌめっちゃ強いんじゃない。そこにシンドイーネが増援で到着、グアイワルを助けにやってきたのだが、本当にキングとして認めたのだろうか?ダメージを受けすぎてプリキュアの変身が強制解除されてしまった。

「よく頑張ったと褒めてやろう…だがここまでだな」

「今よグアイワル…キングとして決着をつけちゃいなさいよ」

「遂にこの手でプリキュアを倒す時が来た!別れの台詞は決めていた…じゃあなプリキュア!かばよッ!」

「かばよ」って何?「あばよ」だよね?グワイワルは魔力を集めプリキュアにとどめを刺そうとした瞬間、背後から赤い靄が出現しグアイワルが呑み込まれてしまった。シンドイーネはこの時を待っていたかのような笑みを浮かべる。キンググアイワルの体を吸収してキングビョーゲンが真の姿を現した。

「かばよじゃなくてあばよでしょ?最後の言葉まで間が抜けてるわ」

「シンドイーネお前…」

「我はキングビョーゲン…ビョーゲンズの真の王である」

「とってもとってもお会いしたかったですぅ!」

「グアイワルは我の望むように進化を遂げてくれた」

「流石キングビョーゲン様!グアイワルとはケタ違いの天才っぷり!天と地、月とすっぽん」

毛の長い角生えた犬みたいな姿だが、これが王様なのか。前回の戦いで倒したのはキングビョーゲンの一部で本体ではなかった。グアイワルが裏切るのも先読みしていて、メガパーツで進化した時に計画は進んでいた。地球を蝕んで復活するよりも、進化したしもべを取り込む方が近道だった。

復活の影響でギガビョーゲンが強化され、のどか達はプリキュアに変身し連携攻撃でダメージを与える。空気、火、雨、実りのエレメントで動きを封じ合体技で浄化に成功する。気が付くとキングビョーゲン達は姿を消し夜になっていた。勝利したことを喜ぶのだが、夜遅くまで家族に連絡しなかったことに慌てる。怪物騒ぎでバスも止まっていたため混乱していたが、連絡しないことを怒られてしまった。花寺家では怒られることはなかったが、かなり心配されて涙を流す。

キュアグレースとダルイゼン

キングダムに戻ったキングビョーゲンはダルイゼンに話を持ち掛け、最終的に吸収しようと考えていた。存在が消されると察し人間界へ逃走するのだが、かなりのダメージを受けてしまう。のどかの体に取りついて回復しようと考え、姿を見せるのだが、のどかはプリキュアに変身して戦おうとする。しかし、ダルイゼンの様子がいつもと違くて、怪我していることに気が付く。

「さてダルイゼン今後についてだが、どうだ我と一つにならぬか?お前の望みは生きやすい世界であろう。我の一部になれば我が最高の環境を整えてやる…ただし自我は消えてなくなるがな…どうした?その身を捧げよ」

「ダルイゼン?」

「いいからよこせよ…その体」

「もしかしてやられたの?」

「助けてくれ…このままじゃ俺は俺じゃなくなる…消えてなくなる。頼むキュアグレースお前の中に俺をかくまってくれ!お前は俺を育てた宿主だ…お前の中ならこの傷は癒える…見つからず回復できる。頼む助けてくれキュアグレース」

「お前俺に言ったよな?自分さえよければいいのって。結局お前も一緒じゃん!」

今まで好き勝手に地球を蝕んできた敵であり、今まで自分の体を蝕ばみ、苦しみ続けた病気の原因であるダルイゼンに助けと求められた。グレースは手を振り払い怖くなってその場から逃げ出してしまった。

まさかプリキュアに助けを求めるなんて都合よすぎると思いますが、のどかはダルイゼンの宿主で母体でもある。母と子の関係か?一緒の体で育った兄妹のような関係ではないだろうか。苦しんでいる姿を見て、のどかはどう思ったのか?自分も苦しんだ気持ちが分かるから、本当は助けようと思っていたのか?

次回「のどかの選択!守らなくちゃいけないもの」

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