ハートキャッチプリキュア18話感想「最強伝説!番長登場、ヨロシクです!」の感想です。今回のゲストキャラは置鮎龍太郎さんが演じる番君です。なんと言っても素敵な声でキャラが濃い。帰りのホームルームが終わり帰ろうとした背の高い男生徒が、頭をドアにぶつけてしまった。すごい音で注目されるが、みんながクスクスと笑い始める。振り返り鋭い目つきでギロっと睨むと、クラスの空気が重くなってしまう。つぼみはその空気が分からなかった。先生に頼まれて番ケンジ君の家に紙を持って行くつぼみとえりか。
「おーい!番はいるか?」
「番君はもう帰りました」
「お母さんに渡したいものがあったんだけど…」
「じゃあ私とえりかで届けます」
最強伝説!番長登場ヨロシクです!
「つぼみ番君の噂知らないの?番君こう呼ばれているのよ…伝説の番長」
「伝説の番長?あの…番長ってなんですか?」
「番長ってのは学校で一番強いって人かな悪い人をやっつけちゃったり」
えりかの話によると、番君は番長と噂されていて怖がられていた。公園で番長たちの集会があり、そこで番君が通りがかり睨みつけてみんなを追い払ったことから言われるようになりました。翌日、学校に大番長が乗り込んでくると、番は睨みつけて追い払うのだった。
つぼみの印象だと学校では真面目に見えるので怖がる感じはない。えりかは音楽の授業で居眠りしていた番君を起こすと睨みつけられてしまい怖いイメージがあった。
番の家は豪邸で、もしかしてお坊ちゃまなのだろうか?ママに歓迎されるて話すと、最初に帰ったはずの番君がまだ家に帰ってきてなかった。植木の隠れて番は合図を送っていますが、つぼみが番の名前を呼ぶと睨みつける。つぼみはママに番君が帰ってきたことを告げようとすると、えりかはつぼみの口を塞いで捜してくると逃走します。
「けんちゃんと一緒の制服ですね」
「けんちゃんのクラスメイトです」
「可愛らしいお嬢さんが二人も来てくれるなんて」
つぼみとえりかの後を必死で追いかけてくる番君。えりかはあまりの恐怖に、神社の階段で急につぼみの手を離してしまう。転げ落ちそうになるつぼみの手を番は引いて助けるのだった。思っていたのとイメージが違うことに気が付いた。つぼみは番君の鞄を拾うと中からプリキュアの漫画が出てきた。
「さっきはなんでシーって」
「寄り道してたのがバレたら御袋が心配するだろう」
「それで私達より帰りが遅かったんですね」
「俺の鞄…待て!見るなぁぁぁ」
「なんでプリキュアなんですか?」
「可愛いじゃないか!誰にも言うなよ御袋にも内緒で描いてるんだから」
「心配かけたくないからですか?」
番君はかわいいプリキュアの漫画を描いていたのだ。将来の夢は漫画家になりたいのだが、母が硬い家で育ったため、心配かけたくないからこっそり描いていたのだ。番長の噂も漫画のネタに詰まって不機嫌な顔をしていたただけ、学校に乗り込んで来た時も、上着が花の上に乗ったのが気に入らなかったそうだ。番君の番長と言われていた誤解が解けました。
「俺ってそんなに怖いか?」
「番君ってお花が好きなんですね!全然怖くないですよ」
「本当か?御袋だけはそう言ってくれるんだ」
「花を愛する人に悪い人はいません」
番君は自分が怖がられていることを気にしていたのだが、つぼみの一言が嬉しかった。えりかはプリキュアの漫画が気になり、番君が解説することになった。
プリキュア漫画
ブロッサムが片想いの相手がいたのだが、マリンも同じ相手に片想いしていたのだ。
思い悩んだブロッサムは決心した。マリンのために恋のキューピットになることを。
「実は漫画コンクールに出そうと思ったんだが締め切りは明後日、頑張っても間に合いそうにないんだ」
「それなら私達が手伝いますよ明日は学校が休みですし」
「お母さんに心配かけたくないなら家でやればいいよ」
番君はこの作品を漫画コンクールに出したいんだが、間に合わないみたいです。二人は協力することになり、えりかの家で漫画を描くことになりました。
「来海ベタはみ出てる」
「人物の線を消してしまいましたぁぁぁ」
「気にするな俺が書き直す!それよりブロッサムとマリンにスクリーントーンを」
下書きにペンを入れて消しゴム→ベタ入れ→はみ出した部分をホワイト。サクサクと進めるのだが次の原稿はまだ話が決まっていなかった。最終的に片想いで争ったブロッサムとマリンが仲直りするシーンにしようとした。すごい解説でつぼみとえりかが女優を演じて番君が仕上げます。
「マリンの言う通り私もケンのことが好きです」
「何故なの何故それを早く言ってくれなかったの?」
「私達はふたりでプリキュアだって、私には恋よりプリキュアの方が大切なんです」
「私も同じ想いよ!恋なんていらない私達はふたりでプリキュアよ」
漫画を仕上げようとすると番君のママがやってきた。中学生でお友達の家に遊びに行くのにママがお菓子を持ってやってくるなんて、ちょっと過保護すぎる。お勉強と言ってたのにマンガを描いていたとバレてしまった。嘘をついてしまたこと、漫画家になりたいという夢を言えずに苦悩して飛び出してしまった。
「これは?」
「漫画を描いていたのは僕です」
「でも今日はお友達の家で勉強するって」
「嘘をついてたんですごめんなさい」
将来の夢
クモジャキーは番長の漫画を読んでいて、番君が描いた漫画を見るのだがプリキュアだったことに怒り出す。こころの花を奪われてしまいます。デザトリアンはクモジャキーを筆に暴れます。ビックバンクモジャキースペシャルに対してマリンシュートとブロッサムシャワーで相殺する。
「俺を筆にするとは中々やるぜよ!やれデザトリアン」
「マンガじゃないけどあたし達はふたりでプリキュアだよ」
「僕は漫画が描きたいんだよ。僕の夢は漫画家になることなんだ。だけどお母様を心配させるからそれが言えないんだ。口下手なんだ僕は」
「弱虫ぜよ!こんなウジウジした奴に熱い漫画は描けんぜよ!」
「ウジウジなんてしてません番君は優しいんです」
「番長に優しさなんかいらんぜよ!強ければええんじゃ」
「本当の強さは本当の優しさにやどるんです!私堪忍袋の緒がきれました!」
フローラルパワーフォルテッシモで浄化に成功し、番君は母に将来は漫画家になりたいと打ち明けると応援してくれた。ハナミズキの花言葉は私の想いを受け入れてです。
「けんちゃんの夢聞かせてくれる?」
「実は僕、将来漫画家になりたいと思っているんです。お母様から見たら不安に思う世界かもしれませんが、僕は全力でその夢を追いかけたいんです」
「もちろん応援しますよ子どもの夢を応援しない親がどこにいますか?」
番君は無事に完成したマンガを応募することができて、二人に感謝する。そして次も手伝って欲しいとお願いするのでした。果たして入賞することができるのでしょうか?
今回番君役を演じたのは置鮎龍太郎さんで勇者シリーズ、サイバーフォーミュラ、スラムダンク、ガンダムW、地獄先生ぬ~べ~、クラナドなど多数のアニメをこなしている方です。母親を演じたのは井上喜久子さんでガンダム、クラナド、コードギアス、など母親を演じるのが多いです。CLANNAD見てた人はわかるかもしれないですが、秋生さんと早苗さんでしたね。この話お気に入りです(^^)v
次回「涙の嫁入り!父の日の記念写真です!」
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