勇者警察ジェイデッカー5話「人造巨龍ガワン」
の感想です。放送日は1994年3月5日。眠っている怪獣を東京へ輸送しようとしていたブレイブポリスに防衛軍が接触する。皮膚を採取しよとするとガワンが目覚めて暴れだし隊員が呑み込まれて勇太が救助に体内へ入る。防衛軍は怪獣が市街地へ侵入しないように攻撃するがデッカードは勇太を救助しよう対立する。冷静なマクレーンがデッカードを止め、尾上せいあと作戦を計画する。
人造巨龍ガワン
青森県へ違法なバイオ研究をしていると通報があり、ブレイブポリスのデッカードとマクレーンが現場へ急行すると犯人は逃亡した後だった。奥の部屋へ進むと試験管で眠っている生物を発見した。「人造巨龍ガワン」と名付けられて調べるため東京へ輸送することになった。
東副総監は東京へ怪獣を輸送するのが危険だと冴島総監に意見して、ブレイブポリスを批判するが防衛軍が動いていると知らせてくれる。厳しい人と思いますが、実は優しい人なのかもしれません。
尾上せいあ
勇太はガワンが暴れだしてもマクレーンがショットガンでやっつけてくれると安心していたが、マクレーンは物事を武力で解決するのはよくないと思ってた。輸送中に東北方面大隊第9師団を率いる陸上防衛軍の尾上せいあがガワンの処分をするように求めてきた。もし怪獣が暴れだして市街地に入ったら大変だと経験豊富な防衛軍に任せられた。皮膚サンプルを採取しようと試験管に穴をあけると皮膚の色が変わりガワンが目覚めてしまう。
防衛軍の隊員がガワンに捕まり食べられてしまった。すぐに眠りだすが勇太はガワンの体内に入り救出活動を開始する。せいやに警察手帳を渡し発信器を受けとる。SP式の戦車の実践テストを兼ねて防衛軍はアピールをしたかったようだが、発信器の信号が無くなってしまった。
勇太はガワンの体内で隊員を発見すると「助けて姉さん」と言っていた。マクレーンはベンチレート弾で内側と外側を繋ごうとするが弾が弾かれてしまった。皮膚組織が硬くなってしまい救助が困難になってしまった。せいやは危険だと判断して攻撃を開始すると目覚めたガワンが暴れて町を目指してしまう。
対立
「やめろガワンを攻撃するな!勇太はまだ生きているんだ。ガワンがやられれば勇太も死んでしまう。」
「怪獣を町に近づけるわけにはいきません。そこをどきなさい!」
「ならば私は全力で阻止する。」
「何をやっているんだデッカード!超AIが過熱しているのか?」
「その手を離せマクレーン。こいつら勇太を見殺しにしようとしているんだぞ!」
「だからと言ってこういうやり方で問題が解決するとは思えないがそちらはどう思う?」
怒ったデッカードは防衛軍と対立するがマクレーンはショットガンを向けて話し合いで解決しようとしていた。冷静なマクレーンがかっこいい。そもそも問題が発生したのは防衛軍のせいなのにね。マクレーンはせいあと話をして、呑み込まれた隊員はせいあの弟だと知った。
「あなたの弟だそうだな。何故弟を見殺しにするのだ?」
「弟だからといって特別扱いわできないわ!生きてる可能性はないでしょ?」
「可能性があれば全力を尽くす。私は人間ではないが、人間とはそういうものだと思うんだ。」
「もちろん助けたいわ、10分だけ待ちます。」
作戦開始
マクレーンはガワンが環境に応じて変化する可能性があり、体が変身する時に皮膚が柔らかくなるかもしれないと川へ落とす作戦を実行した。パワージョーとダンプソンが駆けつけて橋を落とそうとするが、頑丈でひび割れする程度だった。
「SP式を出します!ブレイブポリスに協力し、ガワン体内にいる人間を救出するのだ!」
橋を破壊してガワンが川へ落ちて変身しようとしていた。マクレーンはデンチレート弾を撃ち込み勇太たちの救出する。勇太は合体命令を出してジェイデッカーへ合体する。調子に乗ったパワージョーはヌンチャクでガワンに攻撃すると噛みつかれてまた捕まってしまう。マクレーンのショットガンもジェイデッカーのジャンプキックも効果なく吹き飛ばされてしまった。
「奴の皮膚はさっきよりも硬くなっている。効果的なポイントを探さねば。よしやってみる!」
マクレーンはレンチレート弾で開けた穴を発見して、ショットガンを撃ち込みガワンは内部崩壊を始めて爆発した。
東副総監は今回の事件で勇太が足手まといになり、橋を壊して怪獣を町に近づけたことを指摘する。そこへせいあさんが防衛軍を引き連れて勇太を処罰するなら全員を処罰するように申し出た。これで処罰されなく済んだ。任務を遂行できなかった弟にせいあは注意する。
- この世に完璧な人間など存在しない。肝心なのは同じミスを二度侵さないことだ。
- たまには姉さんって呼んでよね?
「これで少しは人間らしくなったかな?マクレーン刑事に伝えて!」
次回「トレンドにご用心」
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