スパロボ30参戦作品の中に、遂に勇者警察ジェイデッカーが登場することになりました。勇者王ガオガイガー、勇者特急マイトガインに続いて勇者シリーズでは3作品目の登場となります。マイトガインが参戦すると発表があった時に、超AIつながりでジェイデッカーも次回作に出るのではないかと数年前から予想していた。
そして願いが届いて…2021年にスパロボ30にブレイブポリスが出動する。
この記事ではジェイデッカーに登場するキャラクターとロボットを、簡単にまとめていきたいと思います。ネタバレあるので注意。勇者シリーズは全作品幼い頃ではあるがリアルタイムで視聴していた。ビデオテープに録画して何度も繰り返してみていた。
勇者シリーズの歴史
勇者エクスカイザー | 1990年 |
太陽の勇者ファイバード | 1991年 |
伝説の勇者ダ・ガーン | 1992年 |
勇者特急マイトガイン | 1993年 |
勇者警察ジェイデッカー | 1994年 |
黄金勇者ゴルドラン | 1995年 |
勇者指令ダグオン | 1996年 |
勇者王ガオガイガー | 1997年 |
勇者王ガオガイガーFAINAL | 2000年 |
勇者シリーズは1990年よりエクスカイザーが始まり、1997年のガオガイガーまでTVで放送されました。ガオガイガーFAINALはOVAとしてVHSとDVDが発売され、数年後に再編集してTVで放送されました。一部の地域ではたまに再放送しています。当時はビデオレンタルしている店が少なくて、録画失敗したらもう見ることはできないと思っていましたが、エクスカイザーから順次にDVDBOXが発売され、後々動画配信サービスが開始されました。
ゲームは、PSでブレイブサーガ2作品。ゲームボーイソフト1作品。PS2で1作品発売されました。その後にガオガイガーが勇者シリーズとして初めてスパロボに参加しました。
勇者警察ジェイデッカー
勇者シリーズ5作品目となり、時は2020年。警視庁はハイテク犯罪や事件を防ぐため、超AIを搭載したロボット刑事ブレイブポリス計画を発案した。主人公の友永勇太(小学4年)は、開発中のロボット刑事デッカードに出会います。何度も話しているうちにデッカードの超AIに変化が起こり、心を持ってしまいます。メモリーが消去されることになりデッカードは勇太に別れを告げる。
「勇太よ私は明日から勇気を持って犯罪者へと立ち向かっていく。勇気だ!勇気を持って強く生きていくんだぞ!さよならだ勇太」
デッカードを奪おうとする悪者が現れ、勇太はデッカードを守ろうと声をかけると、起動し立ち向かい事件を解決する。警視総監の冴島は勇太を世界初の少年警察官に任命しブレイブポリスを立ち上げる。デッカードの超AIをコピーしてマクレーン、パワージョー、ダンプソンといった新しい仲間を次々と開発し、事件に立ち向かっていく。
全キャラクター(キャスト)
デッカード | 古澤徹 |
マクレーン | 置鮎龍太郎 |
パワージョー | 山崎たくみ |
ダンプソン | 星野充昭 |
ドリルボーイ | 結城比呂 |
シャドウ丸 | 立木文彦 |
ガンマックス | 巻島直樹 |
デューク | 森川智之 |
カゲロウ | 中原茂 |
ビクティム | 子安武人 |
友永勇太 | 石川寛美 |
レジーナ・アルジーン | 宮村優子 |
デッカード/ジェイデッカー
パトカーから変形して常に友永家の駐車場で待機している。たまに勇太と喧嘩してしまうところから本当の兄弟のように思われている。近所の親方達からも評判が良く、パト吉の愛称で呼ばれている。デッカードがジェイローダーを合体しジェイデッカーとなる。飛行能力もあり、武装は電磁警棒とジェイバスターのみ。警棒は電撃を発射することも可能で、ジェイバスターはガンモードとライフルモードに切り替えが可能。後にガンマックスが変形したマックスキャノンを装備する。チーフテンの攻撃により大破してしまい記憶喪失となり苦悩するのだが。勇太との絆は消えなかった。
- 電磁警棒
- ジェイバスター
- マックスキャノン
スーパービルドタイガー
ビルドチームのマクレーン、パワージョー、ダンプソンが合体しビルドタイガーとなる。飛行可能で攻撃力が高め。後にパワーアップ開発として作られたドリルボーイが加わり、スーパービルドタイガーとなる。地中を潜ることも可能だが、本編では未使用。武装は肩のタイガーキャノンとビルドクラッシャー、胸から発射されるタイガービーム。接近戦のドリルパンチや連結したタイガーギムレット。最強の合体技はジェイデッカーのジェイバスターを接続し、全エネルギーを発射するタイガーファング。デメリットとして使用すると合体が解除されてしまう。
- タイガーキャノン
- タイガービーム
- タイガーギムレット
- ビルドクラッシャー
- ドリルパンチ
- タイガーファング
シャドウ丸
ブレイブポリス別動隊として極秘に開発された忍者刑事。隠密起動として他のロボットにはない特殊能力を備え、ロボット型、警察犬型、パトカー、ジェット機、戦車と4段変形が可能。犬のように見えるが、自分では狼のつもりである。プロトタイプで開発されたカゲロウを逃がしたり、仲間のことをよく思っていなかったが、カゲロウが自分の命と引き換えに助けられたため、次第に心を開くようになる。何かと事件の情報を集めてきて解決の道を切り開く。武装は刀や鎖鎌、手裏剣を主に使用するが、拳銃も装備している。最大の武器はシャドウ丸タンクに変形してのビーム砲。最終回直前にハイジャス人の力を借りて、ブレイブキャノンに巨大変形することが可能。
- 忍者刀
- 手裏剣
- 鎖鎌
- 拳銃
- バルカン
- ライフル
- ビーム砲
- ブレイブキャノン
ガンマックス
ハイウェイパトロール隊に配属されていたが、態度が悪いとブレイブポリスに回されてきた白バイ刑事。何かと口が悪くて問題を起こすのだが、次第に心を開きデッカードとはよき相棒となり、マックスキャノンの引き金を預けた。ガンバイクに乗り移動するが、戦闘時は着用してガンマックスアーマーとなり飛行も可能。射撃が得意で他のブレイブポリスとは違う銀色の拳銃、ショットガンを装備している。事件をきっかけに、ブレイブポリスの開発設計者である藤堂をおやっさんと呼びようになる。燃料オイルは口から給油したほうが旨いとデッカードに教える。
- 拳銃
- ショットガン
デューク/デュークファイヤー
ブレイブポリスのデータを元に開発された騎士刑事。救急車から変形する。隠密回路が搭載されているためシャドウ丸と行動する時もある。開発主任のレジーナの指示通りに完璧な警察官になるように育ったため、プライドが高く、デッカードの代わりにまとめようとするが、ぎくしゃくしてしまう。ビルドチームに負けたくないという強い想いが、悪い心なのかと苦悩する。デッカードが復帰してからは、サブリーダー的存在。
ファイヤーローダーと合体しデュークファイヤーとなる。武装はファイヤーソードとファイヤーバスターのみ。火災現場では肩の梯子から放水することが可能。ブレイブポリスが総がかりでも太刀打ちできなかったチーフテンをあっさり倒したことから、ブレイブポリスのなかでは最強。ジェイバスターと同時に発射するダブルジェイバスターが本編で一度だけ使用された。ファイヤーバスターとジェイバスターは形状が同じなので、タイガーファングが使用できるのではんないかと思われたが、使用されることはなかった。
- ファイヤーソード
- ファイヤーバスター
ファイヤージェイデッカー
ジェイデッカーとデュークファイヤーが合体した最強のブレイブポリス。合体前の3倍の力があり、武装はジェイバスターとバーニングファイヤーソードとマックスキャノン。ソードの派生でローリングサンダーを使用することもある。合体時にデッカードかデュークの超AIのメモリーが消去されてしまうバグが発見され、成功の確率は5万分の1だった。
ビクティムが開発したハイパーチーフテンの前に苦戦を強いられる。勇太とレジーナはどちらかの記憶がなくなってしまうかもしれないと恐れていた。勇太は合体命令を出そうとした瞬間、レジーナが妨害する。デッカードとデューク言葉を聞いて二人は合体命令を出す。
状況に応じて合体する時もあるが、ジェイデッカーとデュークファイヤー単独でいる時のほうが多い。本来はグレートジェイデッカーとなると思われたのだが、冴島がよくある名前だからと言って本編で却下した。
- ジェイバスター
- バーニングファイヤーソード
- ファイヤーソードローリングサンダー
- マックスキャノン
ここまでが登場するロボットになるのだが、スパロボではおそらく本編で仲間にならなかったあのキャラが、仲間になってくれるだろうと予想して書いていきます。
カゲロウ
シャドウ丸のプロトタイプとして開発されたのだが、シャドウ丸が完成する前日に姿を消してしまった。超AIが削除され別の場所に配属されることを知ったからである。自分の記憶を消されることを恐れ、シャドウ丸に逃亡を手助けしてもらうが、エクセレント社に捕まり、超AIを上書きされてしまった。
凶暴な姿で街に現れたカゲロウを破壊するように命じられ、デッカード達は迷った。最後は新庄を逮捕するため追ってきたシャドウ丸を救おうとして脱出ポットを用意した。
ビクティム
悪の心をだけを持った超AIを作りチーフテンシリーズを開発したのだが、物語後半で自分がアンドロイドであることを知った。親友だったノイバー・フォルツォイクによって殺害され、コピーされてしまった。ノイバー親子に操られながらもジェイデッカーとの戦闘で、全ての超AIはデッカードのコピーであり、友永勇太との出会いが刻まれていたことを知り、ノイバー親子を裏切った。マッド・マザーに捨て身の攻撃で倒すチャンスを作るが、親子を救おうとビッグ・マザーと共に海に落下する。武装は接近戦のランスのみだが、ファイヤージェイデッカーを圧倒する戦闘力を誇る。
ここからは主人公とヒロインを書いていきます。
友永勇太
小学4年生でデッカードとの出会いから少年警察官になる。芋虫とお化けが苦手で泣き虫、父と母は海外で仕事をしているため、たまにしか会えない。二人の姉と三人暮らしで末っ子。学校では、勝木、絵美理、菊麿と行動することが多く、勝木とはよくケンカする。潜入捜査時に冴島の提案で女装して、友永勇子として女子高校生となった。この格好で合体指令を出したこともある。
デッカードが倒されてしまった時はショックで泣いてばかりだったが、レジーナに冷たい対応をされ、反抗的な態度を取るが、彼女の過去を知り次第に仲良くなっていく。
レジーナ・アルジーン
12歳でスコットランドヤード・ブレイブポリスの技術開発主任兼開発設計者であり、デュークを開発した。初登場時からものすごい冷たい態度を見せる。家族構成は父が警察官で、母がロボット技術者である。母が犯罪に手を出してしまい、逮捕しようとした父も母の逃亡の手助けを行った。父は懲戒免職となり母は逮捕される。この過去を引きずっていて、デュークに完璧な警察官を求めていた。
いつも冷静な彼女であったが、ファイヤージェイデッカー計画にて、デュークの記憶が消えてしまうと勇太達の前で涙を流し心を開いた。後に笑顔で笑うようになり日本からイギリスへ帰国する際に、勇太にキスをしている。
イギリスでブレイブポリス計画を実行し、4体のロボットを開発するのだが、エヴァ・フォルツォイクの作ったハーメルンシステムに操られてしまい、同士討ちで全滅した姿を見せられてしまう。
冴島十三
警視総監をしているが、優しく子供っぽい性格。勇太と同様にお化けが苦手で家族はいない。お手伝いロボットに家事を任せている。勇太にブレイブアップジェイデッカーのポーズを教えた。ビルドタイガーの胸をトラにして「かっこいいからだ」と発言している。グレートジェイデッカーの名前を変更した。
東一門
副総監をしていてブレイブポリスのことをあまりよく思っていない。冴島とは対立する場面が多いが、いつも振り回されてしまう。冷たい態度を取る時もあるのだが、勇太が誘拐された時には自分が率いる狙撃部隊を配置したりと、見えない所でブレイブポリスを支えている。
藤堂俊介
ブレイブポリスの開発設計者で、冴島とは昔からの付き合いで冴島の旦那と呼ぶ。古い車に乗っている。ガンマックスにはおやっさんと呼ばれている。
友永あずき
友永家の長女で、高校2年生であるが家事全般を行い友永家を支えている。おっとりした性格で天然だが、キレるとかなり怖い。近所に住む柏崎に片想いしている。口癖はしくじりましたわ。シャドウ丸とカゲロウの事件に巻き込まれるが、デッカード用のオイルを渡して相談に乗りシャドウ丸を支えた。
友永くるみ
友永家の次女。中学2年生でお調子者。勇太とは喧嘩することが多いが、何かと心配してフォローしている。レジーナが泊りに来た時は、素直じゃない彼女の面倒を見ていた。
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