魔法少女リリカルなのはStrikers9話感想「たいせつなこと」墜落事故

高町なのは

魔法少女リリカルなのはStreikers9話「たいせつなこと」の感想です。任務での失敗に続き、模擬戦での無茶な戦闘をするティアナを見て、なのはは自分の教えが全く伝わっていなかったことに悲しむ。「少し頭冷やそうか」とあえてティアナの魔法クロスファイアシュートで撃墜して模擬戦は終了した。

ティアナの反抗

ティアナティアナ

ティアナは医務室で目を覚ますと夜になっていた。シャマルからの説明で状況を理解するが、ズボンを脱がせられていて照れる姿があった。ほとんど寝ないで練習していたため疲労が溜まりぐっすりだった。

スバルとティアナは模擬戦でのことを謝罪に来るが、なのはは不在でフェイトしかしなかった。まだ不機嫌そうだったため、なのはは明日全員に話すと約束する。ガジェットドローンⅡ型が出現し起動六課が出動する。飛行速度が上がっていてスカリエッティはデータを集めようとする作戦だった。

なのは、フェイト、ヴィータが出撃することになりフォワードメンバーは出動待機で、ティアナは出動待機から外された。なのははティアナの体調と魔力を考えての指示だったのだが、ティアナは反抗的な態度を見せる。

高町なのはティアナ

「いうこと聞かない奴は使えないってことですか?」

「自分で言ってて分からない?当たり前のことだよ」

「現場での指示や命令は聞いてます。教導だってサボらずやってます。それまでの努力まで教えられた通りじゃないとダメなんですか?あたしはなのはさんたちみたいにエリートじゃないし、スバルやエリオみたいな才能もキャロみたいなレアスキルもない。少しくらい無茶したって死ぬ気でやらなきゃ強くなんてなれないじゃないですか!」

この言葉にシグナムは怒りティアナを殴り、なのはは話そうとするがヴィータに止められヘリに連れていかれる。更に冷たい言葉で責めるとエリオとスバルに止められる。お父さんキャラ強い!

「だだをこねるだけの馬鹿は付き合うからつけあがる!」

「ティアナ思いつめちゃってるみたいだけど戻ってきたらゆっくり話そう」

「だから付き合うなってのに!」

「目障りだ。いつまでも甘ったれてないでさっさと部屋に戻れ!」

「シグナム副隊長。命令違反は絶対ダメだし、ティアナの物言いを止められなかったのはダメだったと思います。だけど自分なりに強くなろうとするのとかいけないことなんでしょうか?努力とかやっちゃいけないんでしょうか?」

こじれてしまった起動六課を見て黙っていられなくなったシャーリーは。メンバーをロビーに集め高町なのはの魔法と出会い墜落事故と教導の意味を教える。

なのは墜落事故

高町なのはレイジングハート

ここから魔法少女リリカルなのは第一期の回想でなのはとフェイトの出会いまで語られる。魔法も知らず戦いなどしない、友達と過ごし家族と暮らす一生を送る生活だった。魔法学校に通っていたわけでもなく、特別なスキルがあったわけでもない。偶然の出会いと魔力が高かっただけの9歳の少女が数ヶ月で命がけの実践を繰り返した。

フェイトとはロストロギアであるジュエルシードを巡って敵同士だった。この事件の首謀者であるプレシア・テスタロッサの名前から取られてPT事件またはジュエルシード事件と呼ばれている。フェイトが虐待されてるシーンが何故時空管理局に残ってるのか不思議。

高町なのはの最大の収束砲撃スターライトブレイカーを見たフォワードメンバーは驚いている。そして闇の書事件での敗北。それに対抗するために当時は安全性が危うかったカートリッジシステムの起動。限界値を超えてのフルドライブ誰かを救うための無茶を続けた。

高町なのは高町なのは

事故が起きたのは時空管理局に入隊して2年目の冬。異世界での操作任務の帰りに未確認隊による襲撃。いつものなのはなら問題なく撃墜できたはずなのだが、無茶を続けてきた疲労により動きが鈍り墜落してしまった。飛べなくなるどころか歩行すらできなくなるかもしれないと聞かされて、必死の思いでリハビリを続けて復帰した。

「無茶をしても命を懸けてでも譲れぬ戦いの場は確かにある。だが、お前がミスショットをしたあの場面は、自分の仲間の安全や、命を懸けてでもどうしても撃たねばならない状況だったか?訓練中のあの技はいったい誰の?なんのための技だ?」

「なのはさんみんなに自分と同じ思いさせたくないんだよ?みんなが元気で帰って来られるように本当に丁寧に考えて教えてくれるんだよ?」

なのはとティアナ

高町なのはティアナ

ガジェットドローンを全機撃破したなのはたちは無事任務完了し帰還した。シャーリーはなのはに過去を話したことを謝罪した。なのははティアナの元を訪れ失敗の話から注意する。

「なのはさんの失敗の記録?無茶すると危ないんだよって話だよね?今はまだ原石の状態。磨いていくうちに輝く部分が見えてくる。エリオはスピード、キャロは支援魔法。スバルはクロスレンジの爆発力。指揮するティアナは射撃と幻術でみんなを守って知恵と勇気でどんな状況でも切り抜ける。自分で受けて気が付かなかった?ティアナの魔法ってちゃんと使えば避けにくくて当たると痛いんだよ?一番魅力的なことを蔑ろにして慌てて他のことをやろうとするから危なっかしいと教えたかったんだけど」

なのははクロスミラージュのシステムリミッターを解除した。ダガーモードに変形しクロスレンジ用の銃剣に変形したことに驚くティアナ。なのはは接近戦用に武器を準備していたのだ。

「命令してみてモード2って、ティアナは執務官志望だもんね。ここを出て目指すようになったら個人戦も多くなるし将来も考えて用意しておいたんだ。クロスもロングももう少ししたら教えようと思ってた。だけど出動は今すぐにでもあるかもしれないでしょ?使いこなせてる武器をもっと確実なものにしてあげたかった。私に教導地味だからあんまり成果が出ていなように感じて苦しかったんだよね?ごめんね?」

「ごめんなさい・・ごめんなさい・・ごめんなさい」

自分の将来を考えてミドルレンジだけの技ではなく、デバイスの変形と接近戦と遠距離での技も計算していてくれたなのはの想いを知り、涙の謝罪をするのだった。

技術が優れていて華麗に飛べる魔導士をACEと呼び、その他にも呼び方がある。その人がいれば困難な状況を打破できる。どんな厳しい状況でも突破できるstrikerなのははうちのチームはstrikerになれるはずだ。厳しく丁寧に育てると言っていたことをフェイトはフォワードに話すのだった。

次回「起動六課のある休日(前編)」

魔法少女リリカルなのはA`sとStrikerSの空白の間に、高町なのはが墜落事故を起こしてしまう衝撃の事実が判明しました。詳しくはやりませんでしたが大怪我して歩行も困難な状況から復活したとは頑丈ですね。血まみれでヴィータに抱えられた姿は見ていられない。ティアナもなのはの想いを知り涙するシーンに感動しました。ツンデレだけどこんなにもメソメソしてしまう女の子だとは意外でした。

フェイトの言葉で、魔法少女リリカルなのはA`sの意味がACEということ、この作品のタイトルがStrikerSという意味がここで分かりました。

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