魔法少女リリカルなのはStrikerS24話感想「電光」真ソニックフォーム

フェイト

魔法少女リリカルなのはStrikerS24話「電光」の感想です。8年前の事件についてレジアスを問い詰めるゼストであったが、局員に変装していたドゥーエによってレジアスは殺害されてしまう。ゼストはドゥーエを殺害するとシグナムが駆けつける。

レジアスとゼスト

レジアスゼスト

ミッドチルダ地上では事件と犯罪が多く民間人が犠牲になることが多かった。今回の事件は本局が見逃した魔導犯罪者で、いつも優秀な魔導師や戦力は本局へ引く抜かれてしまい地上が疎かになってしまう。レジアスは魔力もないため局の中で昇進しようと頑張っていた。この状況を変えて町と民間人の平和を守るためだった。

数年後、レジアスは昇進したのだがあまり評判は良くなかった。上層部に戦闘機人計画を依頼されていて、ゼストの部隊は戦闘機人事件を追っていて止められる。ゼストは部下のクイントとアルピーノと一緒に疑いのあった施設に突入するのだった。

戦闘機人プラントで部下をかばいゼストが死亡。戦闘したのはチンクでこの時に目を損傷してしまう。クイントとアルピーノはガジェットドローンⅣ型に包囲されてしまう。スカリエッティから連絡を受けて施設が破壊されてしまったこと、ゼストとクイントが殺害されてしまったことを知る。

メガーヌとゼストは人造魔導師として実験材料扱いされ、娘のルーテシアも利用できそうだと上層部で話が進められていた。レジアスは上層部の駒として扱われていたのだ。

「どうしてこんなことになってしまった?俺たちが守りたかった世界は?欲しかった力は?俺とお前が夢見た正義はいつの間にこんな姿になってしまった?」

「お役目ご苦労様です。さぁこれにてあなたの役目も復讐も終わりです」

「いつでもそうだ俺はいつでも遅すぎる」

キャロとルーテシア

ルーテシアキャロ

「あなたたいにはわからない。優しくしてくれる人がいて、友達がいて愛されてる。私の大切な人はみんな私のことを忘れて行っちゃう。ひとりは嫌だ。寂しいのはもう嫌だ独りぼっちは嫌だぁぁ!」

ルーテシアは暴走しながら自分の想いをキャロとエリオに伝え白天王を召喚する。キャロもヴォルテールを召喚し対抗する。ガリューは内部にある武装を出し血の涙を流す。

「あなたのお母さんを助けるのも私たちが手伝うきっと助けるだからこんなこともう止めて」

「嘘だぁぁぁぁ」

「召喚師のわがままで大事な召喚獣を悲しませちゃだめだよ。ガリューも白天王も泣いてるよ」

エリオはガリューに紫電一閃を命中させて倒し、白天王もダウンさせるのだが、ルーテシアの暴走は止まらない。

フェイトとスカリエッティ

スカリエッティフェイト

「君の母親プレシア・テスタロッサは実に優秀な魔導師だった私が原案クローンニング技術を見事に完成してくれた。だが肝心の君は彼女にとって失敗作だった。娘とは似ても似つかない粗悪品。プロジェクトの名前をそのまま与えられた記憶転写型クローン技術フェイト・テスタロッサ」

「ライオット!」

フェイトは最後の切り札バルディッシュフォースフォームを起動する。AMF空間では魔力消費が激しく短時間で勝負を決める必要がある。スカリエッティは自分のコピーを戦闘機人全員の体内の中に仕込んでいて、どれか一つでも生き残れば1か月で甦る。これはアルハザード時代の技術者では常識だった。

「私は自分で作り出した生体兵器たち。君は自分で見つけ出した自分に反抗することができない子供たち。それを自分の思うように作り上げて自分の目的のために使っている」

「黙れ!」

「君もあの子たちが自分に逆らわないように教え込み戦わせているだろう?私もそうだし、君の母親も同じさ。周りの人間は自分の道具にすぎん。自分に向けられる愛情が薄れるのには臆病だ。実の母親がそうだったんだから君もいずれああなるよ。間違いを犯すことを怯え、薄い絆にすがって震え、そんな人生など無意味だと思わんかね?」

エリオ

「違う!無意味なんかじゃない。僕たちは自分で自分の道を選んだ」

「フェイトさんは行き場のなかった私に暖かい居場所を与えてくれた」

「たくさんのやさしさをくれた」

「大切なものを守れる幸せを教えてくれた」

「助けてもらって守ってもらって、起動六課でなのはさんに鍛えてもらって、フェイトさんは何も間違ってない」

「不安なら私たちがついてます。困った時は助けに行きます」

「もし道を間違えたら僕たちがフェイトさんを叱ってちゃんと連れ戻します。僕たちがみんながついてる」

「だから負けないで迷わないで戦って!」

真・ソニックフォーム

フェイト真ソニックフォーム1フェイト真ソニックフォーム1

スカリエッティの言葉に迷って絶望しようとしたフェイトだが、エリオとキャロの言葉を聞いて真・ソニックフォームへ変身した。ライオットブレードが二刀流になり、バルディッシュザンバー・スティンガーを構える。水樹奈々の挿入歌「Play」がラストを盛り上げる。

「オーバードライブ真・ソニックフォーム。ありがとうねエリオキャロ。疑うことなんてないんだよね。私は弱いから迷ったり悩んだりをずっと繰り返す。でもいいんだそれも全部私なんだ!」

ヴェロッサが内部に侵入して指揮をしていたウーノを逮捕する。セインがディープダイバーで壁を抜けるとシャッハも同じ能力を持っていて先回りして烈風一陣でダウンさせる。

フェイトはセッテを倒し、トーレがライドインパルスで高速戦闘を仕掛けてくるがザンバー・カラミティに刀身を合わせて巨大化させて倒す。スカリエッティに斬りかかり素手で抑えられる。

「素晴らしいやはり素晴らしいこの力欲しかったな。私がゆりかごに託した想いは止まらんよ」

「ジェイル・スカリエッティあなたを逮捕します」

ザンバー・カラミティで横殴りでスカリエッティを薙ぎ飛ばして逮捕することができた。地上に残ったのはティアナと戦闘しているノーヴェのみ説得を試みるがディードが意識を取り戻し襲い掛かってきた瞬間、ヴァイスがスナイプショットでダウンさせる。ティアナは戦闘機人として悩んでいたノーヴェに自分の想いをぶつける。

ティアナヴァイス

「あんたの事情は良く知らないわ。だけど罪を認めて保護を受ければ、まだやり直すことはできると思う」

「こっちは戦闘機人。戦って生き残る以外の生き方なんてねーんだよ!」

「戦うための兵器だってさ。笑うことも優しく生きることもできるわよ。戦闘機人に生まれたけど誰よりも人間らしく馬鹿みたいに優しく一生懸命に生きてる子を私は知ってる」

残りはゆりかご内部にいる4番のクアットロのみだった。

次回「ファイナル・リミット」

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