トロピカル~ジュプリキュア5話「先輩参上!燃えろキュアフラミンゴ!」の感想です。まなつは新しい部を作ろうと考え、ローラは3人目のプリキュアも見つかり順調だと話しながら歩いていると、謎の不良に絡まれてしまった。現場を目撃していた滝沢あすかが助けてくれた。華麗な動きで3人の不良を追い払い、ローラは4人目のプリキュアにしようと考える。
「なんじゃとぉぉぉぉ~!今ワシのことをツルピカッテルって言ったろ?」
「違います!今ローラと話していて…」
「待ちな!この子に何か用?何かあれば聞いてあげるけど」
「関係ない奴は引っ込んでろ」
「女の子に寄ってたかってそういうのは許せないんだよ!」
滝沢あすか
まなつはさんごと一緒に3年の滝沢あすかを捜して体育館裏にいることを突き止める。アクアポットからローラが飛び出して事情を説明する。人魚なら見つからないようにコソコソするのかと思ったが、人目を気にせず堂々と飛び出していた。自分がグランオーシャンの次期女王になる目的のためなら、手段を選ばない。
「というわけであなたプリキュアになって」
「いや人魚とかプリキュアとか分からない。他を当たってくれ」
「待ってあなた向いていると思うの、そして人魚の国の女王になるの」
「気に入らないな…あんた自分が偉くなりたいだけなんだろ?」
「それのどこが悪いの?そうすれば人魚の国も人間の国も救えるのよ?良いこと尽くめじゃない!これであなたもプリキュアの仲間入りよ」
「もういい!私は誰ともつるむつもりはない」
まなつとさんごの説得もあったが、あすかはローラが自分の目的のためにプリキュアになるように命令していることが気に入らなくて、断るのだった。あまり人魚の姿を観ても驚く様子がないのだがあえて冷静なのだろう。まなつはあすかを追いかけると、生徒会長の白鳥百合子に部活動申請書のことで指摘されてしまう。
部活名:これから決めます!
活動内容:学校生活をとにかく楽しくする部
「いろんな可能性を秘めてるね」
「こんな何も決まってない部、許可するわけにいきません」
「今書き直します」
「空きの部室がないので、これ以上新しい部は作れないんです」
「おいそれはおかしいだろ?部室の空きがないのはその子のせいじゃない」
「何がおかしいの?そんなこと言われてもどうすることもできないでしょう」
「生徒会が無能ってだけだろ?」
「じゃああなたが部室を用意できるって言うの?」
「ああやってやろうじゃないか!勘違いするな今回だけだ!」
さんごがフォローするのだが、こんな記入では申請は通らないだろう。部室がないため新しい部の申請ができないことを知ると、あすかは割り込み生徒会と何かあったのか喧嘩吹っ掛けるような言い方をしている。あすかが部室を用意すると協力してくれることになったのだが、結局まなつ達を手伝う流れになってしまった。
みのりが使われていない小屋を知っていて、中に入ると使われていない物置小屋として利用していた。片づけたら部室としての使用許可がもらえたので、分別し粗大ごみはリサイクルセンターへ、使える物は戻すとみのりが分かりやすいように紙に書いて計画する。ものすごい量の為、これから放課後に少しずつ片付けることになった。
「気を付けて運ぶのよ?」
「人魚そこにいたのか?」
「ほらさんごも手伝いなさい!せーので運ぶのよ。その方が運びやすいんだから、ほらね私の言った通りでしょ?」
「上から目線だな。ちょっとは手伝ったらどうだ?」
「そういうことはしないの私人魚だし」
「おい!なんであんなわがままな人魚とつるんでいるんだ?」
「ローラは自分の思っちゃうことをそのまま言っちゃうだけ」
偉そうに命令しているが、あすかが強い人間で頼りになると感じたから、プリキュアに加入させようとしていると、さんごは重い荷物を持ちながら顔を赤くして説明する。ローラの言葉に怒らず仲良くしているまなつは、とても心の広い人間である。
「それ上に置いて、そういうところにほこりが溜まっているんだから、ほうきはもう少し細かいところまで、頭巾は1回洗って!」
「あすか先輩は部活やらないの?」
「私には仲間なんて必要ない」
「先輩掃除まで手伝ってくれてありがとう!すごい助かっちゃった」
あすかはゴミを運んでいるとテニスコートを見て立ち止まっていた。もしかしたらテニス部なのだろうか?それとも何か思い出があるのか?なつみはあすかに、トロピカルメロンパンマンゴー味を渡す。魔法つかいプリキュアのイチゴメロンパンとどっちが人気あるのか?そのうちイチゴメロンパンも登場するのではないか?
まなつは先輩と呼ぶがため口、部活をやりたい理由は島に年の近い子がいなくて、仲間と一緒にトロピカりたいと話す。「仲間なんて意味あるのか?」これはどういう意味なのだろうか?生徒会長とすれ違うが、何か因縁がありそうな感じである。もしかして一緒のテニス部でパートナーを組んでいたとか?
あすか先輩
また一緒にメロンパンたべましょう
リヤカーに乗せて3人はリサイクルセンターへ向かうのだが、あすかが手伝うのはここまでである。最後にトロピカルメロンパンマンゴー味とメモ書きが机の上に置いてあった。ヌメリーがゴミから置物のヤラネーダを召喚して、リサイクルセンターの職員のやるきを奪い取る。
ビームをコーラルが防御してサマーとパパイアが攻撃を仕掛けるが、4体に分離して戦力を分断させられてしまう。そこに駆けつけたのはあすかだった。
「人魚!その力貸しな!」
「その気になったのね」
「あんたのためじゃない!私がこうしたいってだけだ!」
キュアフラミンゴ
あすかはローラからトロピカルパクトを受け取りプリキュアに変身した。歴代プリキュアのなかで自分からプリキュアになるために力を貸せと言ったのはもしかして初めてではないか?4体のヤラネーダを集めてマーメイドアクアポットでやるきを取り戻し、必殺技で浄化に成功した。
「はためく翼!キュアフラミンゴ」
「そうだヤラネーダを一ヶ所に集めて」
「よし!片付けの時みたいに呼吸を合わせるんだ」
「プリキュア・ぶっとびフラミンゴスマッシュ」
4人のプリキュアが揃いローラは喜び、あすかは強制的に部活にも加入させられるのだった。必殺技がスマッシュなのでテニスをやっていたことになるだろう。
「プリキュアも」部活もこれからよろしくね」
「おい!部活に入るとは言ってないからな…もう一度信じてみるか…仲間ってやつを」
この言い方からすると過去に何かあったのだろう。さて5人目の追加戦士として覚醒するのはローラか生徒会長か?
次回「今はじまる!その名はトロピカル部」
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