ハートキャッチプリキュア14話「涙の母の日!家族の笑顔守ります」の感想です。えりかの家は母の日セールで忙しくて、母が寝坊してお弁当用意できなかったため、学食でパンを買ってきた。えりかはパンだけでは足りないとぼやいていると、つぼみはお弁当を差し出し、好きなおかずをあげる。そしてえりかは閃いた。
「お昼がパンだけだと物足りないんだよね…」
「よかったら好きなおかずをどうぞ!」
「いいの?悪いね催促したみたいで…そうだ!皆様いらないおかず、苦手なおかずがありましたら、お気軽に声をかけてください。お引き取りいたしま~す。」
「まるで廃品回収みたいです」
涙の母の日!家族の笑顔守ります
えりかは志久ななみ(なみなみ)のおべんとうがかわいいと騒ぎ出し、つぼみがお弁当は母が作ったのだと思い褒めるのだが、母は既に亡くなっていた。謝るつぼみをななみは、くすぐって笑わせるのだった。妹がいてななみが母の代わりになって家事をしていた。
「お母さんすごいですね」
「つぼみ、なみなみのお母さん亡くなってるの」
「ごめんなさい(>_<)」
「気にしない気にしない花咲さんが気にするなんて損でしょ?笑顔が一番だよ」
えりかはおいしいお弁当のお礼に、なみなみにアクセサリー渡す。ななみは部活に入ってないみたいで本当は入りたいんでしょうけど、妹の保育園のお迎えしないといけないため、自分の時間に余裕がない。
妹のるみの迎えをして、帰りに八百屋でニンジンとジャガイモとトマトを合わせて300円にしてもらった。保育園で母の日にカーネーションを渡すと話題になり、帰りに妹がカーネーションがほしいと言って、フラワーショップHANASAKIにやってきた。両親が亡くなっていたり、離婚していなかったりするとこういう時、ものすごく悲しいですよね。渡したくても渡せる相手がいないのって…
「うちの場合、お供え物になってしまうけどね…」
「こういうのって気持ちですから、一生懸命悩んで選ぶ気持ちが大事だと思いますよ」
「あたしも毎年何をあげるか悩んでいるんだよね…ハンカチとかエプロンでさ…」
「私もです、大事なのは気持ちなんだと思いますけど」
「だったらお互いのお母さんへのプレゼントをお互いに見立てたら?」
「ナイスアイディアです…すみません志久さんに母の日のことを相談するなんて」
「花咲さんは気を使いすぎスマイルスマイル笑顔が一番」
「もう一声きりのいいところで400円でどうだぁ!」
1本450円のカーネーションを値切り400円にしてもらった。家計を任されてる主婦で、とてもしっかりしている。父子家庭や母子家庭だと、自分がしっかりしないといけないと思うのが普通ですが、グレてしまう心の弱い人間も少なからずいます。
仏壇に花を飾るがお母さんからの返事はなかった。るみはママがいなくて寂しくて泣き出してしまった。家族がいなくなると悲しいですね。気持ちわかります。るみには母の記憶がなく、帰宅した父が慰めるのだった。
「お母さん只今…カーネーションをあげるお母さん嬉しい?」
「…」
「お姉ちゃんカーネーションちゃんとお母さんに渡したい!お母さんにありがとうって言って欲しいの」
「お母さん喜んでいると思うよ」
「そんなのお姉ちゃんにわかんないでしょう?」
「るみ無茶言わないの」
「お姉ちゃんの馬鹿!」
サソリーナとコブラ―ジャが細い通路でお互いに道をゆずらなかった。コブラージャはサソリーナに花束を渡すのかと思ったが、見せびらかすためだけの物だった。勝手に勘違いしてもらえるものだと思ったサソリーナは不快な気持ちになり、プリキュアに八つ当たりしようと出撃する。
「邪魔よそこどいて…あたしに…しょうがないわねもらってあげてもいいわよ!ちょっとくれるならさっさと渡しなさいよ!」
「いつ誰があげるって言った?これは僕の花束だよ!僕に似合うだろうと見せびらかしてただけさ!アデュー」
「なんなのよ腹立つわ!こうなったらプリキュアに八つ当たりだわ」
姉妹喧嘩
父は休日出勤となり仕事へ向かいます。ななみは日曜も自分の時間がなく、妹の面倒をしようとしますがワガママ言って家を飛び出します。暴れた妹を捕まえるが、振り払った手がななみの顔に当たってしまいました。
「お姉ちゃんなんか大っ嫌い!」
「もう!るみなんて知らない」
人の気も知らないで私だって…笑顔が一番…どうして笑顔が一番なんだっけ?」
ななみは怒って妹を放置してその場を離れます。自分の気持ちを落ち着くかせようと顔を叩くが、笑顔が一番と言っていた口癖は誰から教えられたのか分からなかった。こころの弱みを付け込まれて、サソリーナにこころの花を奪われてしまいます。
るみはななみの玉を拾いシプレとコフレに遭遇する。プリキュアに変身してデザトリアンを止めようとするが、今まで我慢して自分を抑え込んでいた力が暴走してかなり強い。サソリーナはコブラージャのことを思い出しイライラしていた。
「笑顔が一番!しっかり者なんかじゃないよ。私だって泣きたい時もある」
「お姉ちゃん…」
「私だってお母さんがいなくて寂しい。まだ中学生だよ。お母さんの代わりなんて難しいよ!もっと遊びたい!部活動だってしたいんだから」
「遊びたいなら遊べばいいのに、そんなこともできないなんて弱い人間だわね」
「志久さんは弱くなんかありません。誰かのために頑張れる、つらいときも笑顔になれるとっても強い人です!」
「笑顔?ただヘラヘラ笑ってるだけの弱虫じゃない」
「笑顔を大切にするやさしい心を利用するなんて許せません!私堪忍袋の緒が切れました!」
掃除用具のデザトリアンは箒でブロッサムを叩き潰されるが受け止めて、ブロッサムインパクトで弾き飛ばす。ゴミ箱の中からスナッキーを発射してマリンが吹き飛ばされるが、マリンインパクトで殴り飛ばす。必殺技ピンクフォルテウエイブで浄化することに成功する。
「ななみどうしたの?」
「見ちゃだめ上手にできなかったの」
「お母さんが嬉しいこと何か分かる?」
「嬉しいこと?」
「それは家族の笑顔!何よりも笑顔が一番よ」
「そっか…お母さんの言葉だったんだ」
「お姉ちゃんごめんなさい(>_<)」
「お母さんのこと知りたかったんだよね…思い出すと辛くなるから忘れようとしてたんだ。泣いているとお母さんが悲しむよ。笑顔が一番なんだって、泣きたい時もあるけど一緒に頑張ろう」
ななみは夢の中で、笑顔が一番と教えてくれた母との思い出を思い出し、ふたりは仲直りすることができました。カーネーションの花言葉は母への愛。マリンがめっちゃ号泣していますが、プリキュアシリーズの中でも母の日をテーマにしていますが、これほど感動した作品は他にありません。
翌日、るみはフラワーショップHANASAKIにシプレとコフレがいることを知りましたが、秘密にしていました。ななみはファッションに興味があり、デザイン画を描いていた。えりかに渡し事情を説明して毎日は無理だが、たまに参加するとファッション部に入部しました。るみはななみにカーネーションを渡すのでした。
「お姉ちゃん笑顔が一番だよ!」
次回「なんと!生徒会長がキュートな服着ちゃいます!」
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