スマイルプリキュア18話感想「なおの想い!バトンがつなぐみんなの絆」

スマイルプリキュア

スマイルプリキュア18話「なおの想い!バトンがつなぐみんなの絆」の感想です。中学校の運動会がテーマとなっていて、スマイルプリキュアの中でも上位に入るくらい感動する神回となっています。

なおは運動が得意で足が速かった。毎日サッカーで鍛えているためそれなりの運動能力が高い。クラスでは体育際の女子リレーを誰が出るのかもめていた。他のクラスは陸上部が出場するため「うちのクラスじゃ勝てっこないわよ」との声を聞いて、なおが出ることになりのですが、メンバー勝手に決めてしまいました。

「私出ます!リレーのメンバーは星空さん、日野さん、黄瀬さん、青木さんの5人で出ます」

ジョーカーは3幹部全員で力を合わせてプリキュアを倒すように命令するのですが、アカオーニは力を合わせるのは弱虫がすることだと、単独で出撃するのだった。

なおの想い!バトンがつなぐみんなの絆

黄瀬やよい緑川なお

一通りに練習を開始するのだが、みゆきはバトンが取れなくて、れいかは足を高く上げて腕は大きく振ると口で言っているが前には進んでいなかった。誰が相手であっても自分たちの走りをすればいいとなおは楽しそうだった。れいかちゃんプリキュアになると強いけど変身前はあまり運動能力が高い方ではなかった。みゆきと同じくらいかな。

「あたしリレーには出ない方がいいと思う。みんなに迷惑かけちゃうと思うから…小学生の運動会ではビリだったし、今度だってどうせ…」

「勝ち負けなんて気にしなくていいよ一生懸命やってみよう」

「私より他の人にしたほうが絶対早いよ。なおちゃんどうして私なの?」

「ごめんねあたしのワガママに巻き込んじゃって…みんなと走りたいんだこの5人と一緒に!」

やよいは運動が苦手で足が遅かった。自分の力ではみんなに迷惑がかかると思い、なおに何故自分を選んだのか問いかけると、なおは素直な気持ちで答える。みゆきたちは、その言葉を聞いてうれしかった。やよいは勝敗を気にせず頑張ろうと練習に励むのでした。

黄瀬やよい黄瀬やよい

朝練が始まり日々を過ごしていくうちに、やよいのタイムも縮まり早くなっていた。放課後みゆきたちは一緒に帰るのだが、教室に忘れ物をしてしまったやよいは、クラスメイトが自分の陰口を言っているのを聞いてしまった。どこの学校にも必ずと言っていいほど、このように人の気持ちも考えず発言する人間がいます。

「リレー大丈夫なの?」

「なんで黄瀬?絶対負けるじゃん」

「練習はしてるみたいだけど」

「勝たねーと意味ねーしマジなんとかなんないかな?」

戻ってきたやよいの表情が暗かったのをなおは気が付いていた。せっかく自信がついたのに、こんなこと言われたらすごく気にしてしまうだろう。みんなに話すこともできず笑顔で包み隠すのだが、もし自分のせいで負けてしまったらと思うと不安でいっぱいだった。

体育祭

緑川なお黄瀬やよい

綱引きや玉入れなど各項目が進みますが、遂に女子リレーがスタートします。やよいは自分のクラスの方を向いて気にしていた。怖くなって辞退しようとした瞬間、なおは想いを告げるのだが、アカオーニが登場しバッドエンド空間を作り出す。

「なおちゃんやっぱり私…」

「みんな!今はこのバトンをつなぐことだけを考えよう。5人の力を合わせて最後まで走りぬこう」

「何が力を合わせるだオニ…そんなの必要ないオニ」

アカンベエは縄を使って合体技を使わせないようにするのだが、キュアマーチが縄を掴み綱引き勝負。転倒させた隙を狙いプリキュアレインボーヒーリングで浄化に成功する。キュアピースは勝敗が全てではなく、何が大切か気が付いた。

「いくら頑張ったってどうせお前たちの負けオニ、力を合わせたって弱い奴は弱いオニ、足手まといはいらないオニ」

「ちがう!仲間と一緒じゃないとできないことがある。あたしは何もしないで諦めたりしない!どうせなんて絶対言わない。リレーもプリキュアもやり遂げたい!みんなで力を合わせればできないことなんてない!」

女子リレーがスタート、第一走者はあかねが2位で、第二走者のみゆき、第三走者のれいかにつなぐのだが、第四走者のやよいで5位まで落ちてしまった。6位がやよいを追い抜こうとして、思わずみゆきが叫ぼうとした瞬間、クラスの男子が「頑張れ黄瀬!」と応援を始める。全員の心が一つになり、応援がやよいに届き5位を維持してアンカーのなおへ渡される。

「5人の力を…みんなの力を合わせて!後ひとり…」

なおは加速して一気に2位まで上がってきた。最後の一人を追い抜こうとしてやよいは「なおちゃーん!」と叫び1位になった次の瞬間、足がもつれて転倒してしまい、その隙に全員がゴールして最下位になってしまった。立ち上がりゴールしたけど、自分の失敗の責任を感じて涙を流す。振り向くとそこには…

緑川なお青木れいか

「みんなあたしのせいで…」

「なお!」

「すごかったすごかったぁ~」

「あきらめないでよかったよよかったよ~」

「最後までバトンをつなぐことができましたね」

「あたしもみんなと走れてよかった…」

みゆきたちが抱きついてきて号泣する。クラスのメンバーだけでなく、競技を見ていた全校生徒が集まってくるのだった。この話めっちゃ好き

運動会は好きな人もいれば嫌いな人もいると思いますが、みなさんはどうですか?競技するのはいいけど準備が嫌いですね。なんで教室から校庭に椅子を持って行かないといけないのか?ピクニックにや遠足に行く時のシートでよくない?これのほうが簡単だよ。

私の学校は運動会開始時に行進で校庭を1週くらいするけど、なんであんなことするのか?6年間ずっと疑問だった。あれ意味ないよね?さっさと競技始めればいいのにラジオ体操だけでいいわ。

それとかわいそうと思う場面がいくつも見てしまう。昼食の時間に家族のところでお弁当食べるじゃないですか、両親がいないor仕事で来られない時に、ぼっちでお弁当食べてる生徒見るとかわいそうになる。運動会って午前中に終わるようにすればいいと思うけど、なんで午後までやる必要はあるのだろうか?お弁当が楽しみって人もいるだろうけど、今は生徒が少なくなって午前で終わらせたりする学校あるみたいですけど。

今回の話は、やよいが足手まといみたいな感じで、陰口言われてしまい暗いシーンもありましたが、そこを乗り越えて!勝敗を気にせずやり遂げたいという想いを見せてくれました。最後にゴールしたらそれはそれでハッピーエンドだったであろう。しかし、あえて5位からの追い上げで1位になるか2位になるかで転倒してしまい、最後になってしまったからこそ涙溢れる感動作品になったと思います。あの冷静なれいかちゃんにも涙が…スマイルプリキュアって、ひとつひとつの物語がちゃんと作られている。

次回「パパ、ありがとう!やよいのたからもの」

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