東京ミュウミュウ36話感想「白金の過去、ミュウミュウ誕生の秘密」

桃宮いちご

東京ミュウミュウ36話「白金の過去、ミュウミュウ誕生の秘密」の感想です。物語も中間に差し掛かりμプロジェクト始動した白金の過去が明らかになります。高校生なのに、お金持ちでエイリアンやキメラアニマ、そしてミュウミュウのことを知っているのか?

いちごと白金

白金稜桃宮いちご

早朝、白金はシャワーを浴びて部屋で「もう5年になるのか…」写真を見つめているといちごが押し寄せてきた。両親と白金と赤坂が写っていたのだが、この頃から研究チームだったのだ。いちごは猫化のことを相談しにやってきたのだが裸を見てしまいあわてて部屋中の物を投げつける。

「スケベ、変態、アホ、バカ、白金」

「スケベはどっちだ!で…朝っぱらから何の用なんだ?」

「なんだっけ?そうだ猫化のことよ。やたら猫になって大変なんだから、犬に舐められても猫になっちゃうんだから、このままじゃお嫁にいけないじゃないの」

「嫁?誰の?」

「そんなのあんたには関係ないでしょ?私が誰と結婚しようと白金が口出しする問題じゃない」

「プライバシーか?俺のプライバシーも尊重してほしいな着替えるんだ」

いちごは文句を言ってやろうとカフェの1階で待っていたのだが、赤坂に挨拶すると白金は既に出掛けたと聞いて、せっかく待っていたのが無駄だった。子供がイグアナを持っていて接触してしまい猫になってしまう。小鳥を捕まえてキスをして人間の姿に戻るのだが、またイグアナと接触して再び猫に。近くを通りかかった犬にお願いしようとすると怖い犬が現れた。

「おめーか?小動物を襲ってはキスしまくってる雌猫ってのは?」

「これには深い事情がありまして」

アルトが助けてくれてキスをして人間に戻ることができた。この猫の正体は誰なのだろうか?いつも助けてもらってるから猫缶をおごってあげようと捕まえるのだが、「もう限界だ」光りだして人間の姿に戻る。なんとアルトの正体は白金だったのだ。

「タイムオーバーだ」

「白金?」

「よう元気かなんてな?バレちまったもんはしょうがねーな」

今までいちごを助けてくれたのは白金でキスをしていたのも事実。いつも人使いが荒くて態度の悪い人が、実は優しくてずっと守ってくれていた。そのことを考えると恥ずかしくなり目を合わせることができなくなってしまった。赤坂はいちごの表情が曇っていることを知り、稜のことを知ってしまったんだと思いこれまでのことを話すのだった。黙っていたのは心配をかけたくないと白金のスタイルだった。

白金の過去、ミュウミュウ誕生の秘密

白金稜白金稜

赤坂は5年前、白金博士のアシスタントをしていた。博士は有名な考古学者で遺跡を発見してから、未確認生物の研究を進めていた。稜は父のようになりたくてノートを読んで頑張っていた。成績が良くて学校では浮いていたため、毎日学校で喧嘩していて怪我をしていた。母は「手間のかかる子供で幸せだと」喜んでいた。瞳の色が同じでキレイ。天才ゆえの孤独で、このまま学校にいても苦しいだけなら、大学へ行くように話を進めるのだった。

ある日、白金の家が爆破されてしまい炎の中にキメラアニマがいた。憎しみのこもった目で睨みつけ姿を消すのだった。全て燃え尽きてしまい両親を火事で失った。稜は父の意志を継いで日本で研究を完成させると、それがμプロジェクトの始まりである。

「これは本当に安全なのか?」

「この研究が完璧なのことはあなたが良く知っているはずです」

「今からの実験を全てお前に一任する。これが最後の実験だ」

「遺伝子が適応していないのに打てば動物化してしまうことを分かっていて」

安全かどうか確認するために自分の身体で人体実験を行い、猫化してしまうのだった。それからは自分の意思で猫に変身できるようになり、10分以上猫の状態でいると人間に戻れなくなってしまう。そこへ白金が戻ってきて自分の意見を言う。

「私そうとも知らずに白金に酷いことばっかり言って」

「勘違いするな!俺がお前たちを巻き込んだんだ。俺は当たりまえのことしかしていない」

「白金にそんなことがあったなんて知らなかったから…かわいそう」

白金は何を思ったのか?キスをしようとするのだが、ドキドキして猫になってしまった。赤坂はいちごにキスをしようとするが、逃げ出して歩鈴とキスをして元に戻る。他のメンバーも全て話を扉の向こうで聞いていたようだ。

「バカ人のことかわいそうとか言ってる場合かよ」

「私でよろしければ変身を解くお手伝いをさせていただきますが」

「白金!あんたなんか一生同情なんてしてあげないんだから」

「いい心がけだな」

「でも私頑張るから!」

白金が真剣だってことをようやく理解できた。いちごはこれからも頑張ると意気込むのだった。

ここまでをまとめると、キメラアニマの襲撃により父と母が亡くなり、白金は父の意志を継いで日本でプロジェクトを完成させる。いちごたちにレッドデータアニマルの遺伝子を撃ち込む前に、安全確認のため自分の身体を使って試す。猫に変身できるようになったが10分以上継続すると人間の姿に戻れなくなる。いちごたちをずっと見守ってきた。猫の状態といえど、いちごのファーストキスの相手は白金だったということです。

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