魔法少女リリカルなのはStrikerS17話感想「その日、起動六課(後編)」の感想です。スカリエッティたちは地上本部を狙って攻撃を開始し、ガジェットドローンを使いAMFで包囲し通信妨害を行う。同時に起動六課隊舎を襲撃して聖王の器とレリックを回収しようとルーテシアとナンバーズが襲撃する。なのはたちの救助へ向かうスバルたちの前に戦闘機人のノーヴェとウェンディが立ちはだかる。空でヴィータとゼストが戦闘を開始した。
ヴィータVSゼスト
「何企んでるか目的を言えよ!納得できる内容なら管理局はちゃんと話を聞く」
「若いな、だがいい騎士だ!」
戦闘中にヴィータとリインはゼストとアギトのユニゾンアタックがずれていて、融合相性が良くないことを見抜く。ゼストは融合を解除しようとするがアギトが拒む。フルドライブで一気に決めようとするのだがアギトは融合機として恩人として力を貸してあげたいと頑張る。
「旦那の命は削らせねぇ!あたしが必ず旦那の道を通してやる炎熱烈火刃」
起動六課VS戦闘機人
ティアナとキャロはフェイク・シルエットコンビネーションブーステッドイリュージョンで、幻影を複数作り出す。脱出タイミングができるまで限界ギリギリまで逆転の隙を作る。戦闘機人向けに備えた幻影をティアナはあらかじめ準備していたのである。
「この幻術使い戦闘機人システムのことを知っている」
「幻術だろうがなんだろうが潰しゃいいだろうが!」
「サンダーレイジ!」
隙をついてスバルとエリオが攻撃をしかけてダウンさせる。エリオは複数のガジェットも一緒に攻撃して破壊している。サンダーレイジはフェイトから教わった魔法であり上手く使いこなしている。ティアナは撤退を指示して戦闘機人と戦うのが目的ではなく、なのはたちにデバイスを届けるという任務を優先した。以前のティアナなら無茶してでも戦闘機人を倒そうとするだろう。チンクはギンガと交戦になりノーヴェとウェンディに救援を求めた。
スバルはなのはたちにデバイスを届けることができたのだが、ギンガと通信が繋がらず、フェイトはロングアーチに連絡するが通信が途切れそうな感じだった。ガジェットの攻撃を受けて持ちこたえているが危険な状態であることを知った。スターズ分隊はギンガの安否確認と周辺のガジェットの撃破。ライトニング部隊は起動六課隊舎へ戻る。
「たった二人でよく守った。だけどもう終わり」
「クラールヴェント防いで!」
オットーのISレイストームの攻撃をシャマルが防いでいるが耐えることができず起動六課隊舎が破壊されてしまった。ザフィーラが攻撃を仕掛けるがディードのツインブレイズで叩き落されてしまった。「シャマル!ザフィーラ!」はやては二人が倒されてしまったことを感じ取る。
「撃てる腕はまだ鈍っちゃいねぇ」
「邪魔」
複数のガジェットが接近してくる中、ヴァイスは狙撃魔法で次々と撃破していく。ルーテシアが現れると過去のトラウマと重なり動揺して撃てなくなってしまった。一瞬で倒されて気絶するのだが、ここにきてようやく彼の過去に何があったのか分かりましたね。事件で人質を救助しようと犯人を狙撃するが人質の目を撃ってしまったのだ。これでは再び銃を握ることなどできない。
フェイトVSトーレ&セッテ
ライトニング分隊はトーレとセッテと遭遇する。長距離から攻撃されソニックムーブで移動しディフェンサーで攻撃を相殺した。フェイトはキャロとエリオに先に行くように指示を出す。エリオは空戦でアウトレンジの攻撃してくる相手に対して自分たちでは不利、フェイトが全力で戦えないことを悟る。
「バルディッシュサードフォーム!スカリエッティはどこにいる?」
「お望みでしたらいつでもご案内しますよ」
「彼は犯罪者だそれも最悪の」
「悲しいことを言わないでください。ドクターはあなたやあの少年の生みの親のようなものですよ」
フェイトはバルディッシュザンバーで交戦するがプロジェクトFのこともあり迷っていた。スカリエッティがプロジェクトFを研究して発明した親のようなもので、最終的にはプレシアが完成させたことにより自分が生み出された。エリオも同様だったため自分と同じ境遇の子供を保護したのだ。
ゼストはヴィータを倒すのに時間がかかり地上本部からシグナムが接近していることを知った。アギトは自分の力が足りないと悔しがり融合を解除して一撃与えようとする。
「畜生せめてあいつらだけは!あたしがここで叩いとく」
「ヴィータちゃん上!」
アギトは炎熱魔法轟炎を発動させるが隙をついてゼストがフルドライブでグラーフアイゼンを破壊しヴィータを叩き落す。アギトは泣き叫び、ヴィータを守ったリインフォースはブラックアウトで気絶してしまった。
ブラックアウト
強力なダメージを受けたり過剰な魔力消費を行い底をつくと意識を失う。限界を遥かに超えたダメージを受けてしまった。リインはヴィータとアイゼンを守るために防御魔法で守ったためである。
スバルVS戦闘機人
「スバル先行しすぎ!」
「ごめん」
「こういう場所だとスバルの方が早い。大丈夫こっちが急げばいい」
ギンガの安否を心配し先行するスバルを注意するティアナ。地下や建物の中では自走タイプのスバルが素早く移動出来るため、なのははティアナを抱きかかえながら飛行して追いつこうとする。スバルが見たのはボコボコにされて血を流して意識を失った姉の姿だった。
「うあああああああ!返せギン姉を返せ!」
ブチキレたスバルはカートリッジをロード、防御を無視してノーヴェに殴りかかった。バリアを破壊しての振動破砕を撃ち込み。対象の外装や装甲のみならず内部で守られた骨格や体内部品を瞬時に破壊できるスバル固有技能である。
「どけぇぇぇ!邪魔すんなぁぁ!」
お互いにぶつかり合い衝撃で吹き飛んでしまう。チンクはノーヴェとウェンディにギンガを回収して撤退するように指示を出す。接触兵器なら触れずに時間稼ぎしようとしていた。ハードシェルを展開しダメージを防ごうとするがスバルの攻撃で体内の部品を破壊させれて行動できなくなってしまった。
ランブルデトネイターで遠距離から攻撃する。マッハキャリバーはスバルを守ろうとオートでプロテクションを発動し最小限に抑えるがスバルは流血し皮膚が破れて腕の機械部品が露出。スバル機械だったのに驚いた。
セインが到着しディープダイバーでチンクの救出に成功した。マッハキャリバーは全損して機能停止してしまい、スバルは号泣する。
エリオの過去とキャロのヴォルテール
ルーテシアとガリューはヴィヴィオを確保しガジェットで逃走しようとする。エリオはプロジェクトFのクローン技術で生まれていたのだ。本当のエリオは病気で亡くなっていて自分はコピーだと知り家族と離れ離れになった過去があった。ここにきてエリオの過去も判明する。
「ストラーダフォルムツヴァイ!」
ヴィヴィオが連れ去られる現場を見て過去の自分を思い出し怒る。ガリューと互角の勝負をするが、ディードとオットーが参戦しキャロとエリオは海に落下する。キャロはフリードとエリオを陸に挙げて、危機を感じたヴォルテールが召喚される。
「これより5分後に施設殲滅作戦を行います。人間の逃走は妨害しません」
「なんでこんな竜騎召喚・ヴォルテール私たちの居場所を壊さないでぇぇ」
上空にいた大型ガジェットの航空部隊から施設を殲滅しようとするがキャロの守護竜ヴォルテールのギオ・エルガでガジェットを全て破壊する。
「ミッドチルダ地上管理局員の諸君。気に入ってもらえたかい?治安維持やロストロギア規制に圧迫されて、正しい技術の促進をしたのにもかかわらず、罪に捕らわれた季題の技術者たち。今日のプレゼントはその恨みの一撃だとでも思ってくれたまえ」
「予言は覆らなかった」
「まだや起動六課は、私たちはまだ終わっていない」
スカリエッティから通信がありこの技術が必要ならば、格別の条件でお譲りすると高笑いする。起動六課隊舎も破壊されてしまい、ヴィヴィオとギンガが連れ去られてみんなの居場所がなくなってしまった。
次回「翼、ふたたび」
スバルとギンガが戦闘機人たは思っていたが、機械部品が露出するとちょっと怖い。ギンガもあんなにリンチされてしまい流血が多かった。スバルの瞳の色が変化したのに気が付いたでしょうか。エリオもフェイトと同様にプロジェクトFで生み出されたことやヴァイスの過去も知ることができた。キャロのヴォルテールがこんなに巨大なことにも驚いた。これからどんな展開になるのかヴィヴィオとギンガ救出に向けて八神はやてがみんなをまとめて立ち上がる。
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