伝説の勇者ダ・ガーン17話感想「セイバーズ死す」強敵セブンチェンジャー

スカイセイバー

伝説の勇者ダ・ガーン17話「セイバーズ死す」の感想です。この話は勇者シリーズの中で勇者が死ぬ設定になっていて、今後のシリーズでも引き継がれて行く。エクスカイザーでは敗北はあったが仲間が倒れることはなかった。ファイバードでは最終回にサンダーバロンとスーパーガーディオンが倒されるが、最後に逆転勝利する。敗北や死から次回への布石として新勇者が登場するための話にもなっているが、かなりシリアスなシーンが多く目が離せない。セイバーズが星史のことを信頼していて大切に思っていること、そして星史にとってもみんなが大切な仲間であることが描かれている。

ブッチョはまた人形にお説教を受けていた。プラネットエナジー解放点は発見できず、ダ・ガーンに敗北し、隊長の正体を不明のまま、セブンチェンジャーに助けてもらい、電撃で痛めつけられていた。人形はセブンチェンジャーに部下助けてくれたお礼を言うが冷たくされる。ブッチョはみんなに馬鹿にされて全部まとめて始末つけてやると意気込む。

「この愚か者、何度ダ・ガーンに負ければ気が済む?」

「申し訳ありませんどうかお許しを」

「あたしに恥をかかせるのがそんなに楽しいか?」

「二度とセブンチェンジャーの世話にはなりませんおって」

「私の部下が世話になったことお礼を言っておきたくてね」

「プロとしてオーボス様の依頼を果たしたまでだ。私はお前たちとは違って仕事と趣味を混合したりはせん。以後無駄な連絡はしないでもらおうか」

桜小路の予言

桜小路蛍ダ・ガーン

風が舞い桜小路が星史に予言する。これから何が起こるのか知っているような物言いだが、桜小路は星史がダ・ガーンの隊長だということを知っているのだろうか?

「何処にも行っちゃだめ。あなたとあなたのお友達にとても恐ろしいことが起こるわ」

「何言ってるんだお前」

「誰に呼ばれても今日は絶対に出掛けちゃだめ」

授業中にダイレクターの通信が鳴り、星史はお腹が痛いと抜け出すのだが桜小路に「ダメ」と言われてクラスがざわめく。シャトルセイバーが南アメリカで敵のロボットを探知して出動命令を出すのだが、桜小路の言葉を気にしていた。プラネットエナジー解放点の探査マシンを起動させ、罠を準備していた。

「一石二鳥まさに天才的な作戦だ。セブンチェンジャーには絶対真似できないだろうな?」

「さぁどうでしょうか?」

「なんだと?俺様の才能にケチつけるつもりか?」

最大のピンチ

ジャンボセイバー高杉星史

アマゾンに到着した星史たちだが、紫色のスライムでジャンボセイバーと星史の足場が奪われる。敵を撃破したがジャンボアローを発射した反動で機体の半分以上が沈みかける。アローにアンカーをセットし底なし沼から星史を救出できたがジャンボセイバーが沈んでしまい捕虜となってしまう。ブッチョは隊長の正体を話すように問い詰めるがジャンボセイバーは答えなかった。

「探査マシンは破壊され解放点発見できず踏んだり蹴ったりですな」

「せめてキャプテンだけでも私の体重ではロープが持ちませんお逃げ下さい」

「何言ってんだよ?お前も一緒に逃げるんだ」

「申し訳ありません命令は実行不可能です」

ジャンボセイバーセイバーズ

ランダーズに連絡しシャトルブラストで底なし沼を蒸発させてブッチョが現れた。人質を取られてしまい反撃できず一方的に攻撃される。顔を見せるように言われてヘルメットを外そうとすると雨が降り出す。ダ・ガーンが攻撃しようとするとブッチョはビームを発射する。ジェットセイバーとシャトルセイバーが星史を庇いダメージを受ける。このシーンは見ていて辛い…学校では桜小路が倒れてしまう。

「キャプテン私に構わず攻撃命令を」

「素顔を見せてもらおうか?」

「分かった顔を見せる」

「キャプテンいけません」

セイバーズ高杉星史

ランダーズが駆けつけジャンボセイバーを救出し、ダ・ガーンXに合体し反撃開始。ターボランチャー、マッハストーム、ドリルキャノン、ブレストアースフラッシュで撃破する。逆転されてブッチョは問い詰められるとセブンチェンジャーが救援に入る。

「キャプテンご心配をおかけしました。しかしご安心下さい秘密は一言も言ってません」

「ジャンボセイバー…」

「セブンチェンジャー来るならもっと早く来い…言い過ぎた謝るから助けて」

「プロの戦い方をよく見ておくことだ」

セブンチェンジャー

セブンチェンジャーダ・ガーンXランドバイソンジャンボセイバー

ブレストアースフラッシュを受け止め反射させてダ・ガーンXを吹き飛ばす。ランドバイソンに合体してランドカノンを連射するが回避され戦車に変形し、チェンジャーカノーネを連射し豹に変形し火炎放射。反撃する隙も与えられずボコボコにされてしまう。その様子を見ていたセイバーズは星史に合体命令をお願いする。

「キャプテン我々も合体させてください」

「何言ってんだ?そんなに弱ってるのに戦えるわけないだろ?」

「しかしこのままでは」

「空中戦なら我々に勝ち目がありますお願いします」

「…ヤバいと思ったらすぐ逃げるんだぞ」

セブンチェンジャーセブンチェンジャースカイセイバースカイセイバー

ダメージを受けて戦える状態ではなかったが、セイバーズの想いを受け星史はスカイセイバーへの合体命令を出す。機関砲で攻撃するが効果はなくグリフォンに変形し突撃される。セイバーブーメランを発射するがチェンジャーブレッシエンで腕のキャタピラが伸びてブーメランを破壊され、そのまま腹部を貫かれてしまい爆散する。セブンチェンジャーはブッチョを救出し退却する。

「おのれぇぇ」

「ふん…小癪なぁ!」

「スカイセイバァァァ!」

「勇者の石だ」

「そんな嘘だろ?そんな…スカイセイバー!」

スカイセイバーはランドバイソンに支えられるが意識を失い機体の色が変わり勇者の石が星史の元へ。桜小路の予言を思い出し、勇者の石は光を失いひび割れてしまうのだった。

次回「よみがえれ!勇者」

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