スマイルプリキュア27話「夏のふしぎ!?おばあちゃんのたからもの」の感想です。夏休みを利用してみゆきは、みんなを連れておばあちゃんの家に遊びにやってきました。バスも電車もない田舎へやってきたのだが、途中であかねがバテテしまい川でペットボトルの水を浴びていた。すると突然声をかえられた。振り返るとそこにはみゆきの帰りをまっていたおばあちゃんの姿がありました。
「むやみに川に近づくと河童に引っ張られるよ!おかえりみゆき」
「おばあちゃん」
おばあちゃんのたからもの
おばあちゃんの家は街とは離れていて大自然の中にあった。麦茶を用意するとなおとれいかは積極的に手伝う。夏に採れる野菜を川で冷やしていて、みゆき達はトマトとキュウリをそのまま食べて喜んでいた。川は天然の冷蔵庫でよく冷えているようです。なおは祠を見つけて河童を怖がっていて、みゆきは川にキュウリを流してあげた。
「河童さんキュウリあげるから悪さしないでね♡」
「へぇ~それっているっていうこと?」
河童は大好物のキュウリをあげることで、悪さしないと言われていた。みゆきはその他にも天狗や座敷童など妖怪に助けられる話を語る。優しくすると贈り物を貰えるらしい。みゆきが物語を好きになったのはおばあちゃんの影響なのかもしれない。
「おばあちゃん1人分多いよ」
「ほらその子も食べるでしょ?」
「いいの?キャンディも食べる!」
「嫌だなおばあちゃんにぬいぐるみは食べないよ」
夕食の用意をしていると1人分多く準備されていた。おばあちゃんはキャンディのことを知っていて準備してあげたのだ。キャンディは喜んで飛び上がるが、みゆき達は止めてごまかす。妖怪を見てきたなら妖精を見ても何も驚かないだろう。近所のおじさんが何か持ってきてくれると、豊作でたくさん野菜が採れたので分けてあげるのだった。
「おばあちゃん私達と一緒に暮らさない?」
「ありがとう…でもここがいいの。あたしにとっての宝物があるからね」
「おばあちゃんの宝物って何?」
「秘密」
みゆきの両親はおばあちゃんの体を心配していて、みゆきも一緒に暮らしたいと思っていたことを伝えた。交通に不便で何かあった時に大変だと考えていた。これが目的で遊びにきたのだが、おばあちゃんにとってこの場所には宝物があって、誘いを断った。宝物とは一体何なのだろうか?みんなで花火を楽しみ、みゆきは夜空を見上げると都会では見れない満天の星空だった。
みゆきたちはゾウデコルを使って畑に水撒いたり、野菜を収穫していた。ウルフルンは夏の暑さに耐えきれず、山で涼もうと人間界へやってきた。川に足を突っ込んで涼んでいると食欲が出てきた。すると謎の生物の出現に驚いて飛び出してきた。
「なんだお前?わああああ!」
「ウルフルン?」
「お前らなんでここに?」
「なんでそんなビショビショやねん」
「今そこで…ん!ゴクリ」
「お腹が空いてるのね今何か持ってくるわね。ちょっと待ってて」
「待てお前俺様が怖くないのか?」
「可愛い狐じゃないの」
「狐じゃねーよ狼だ」
ウルフルンは空腹でみゆきの持っていた焼きトウモロコシを見ていると、おばあちゃんが気が付いて何か食べ物を持ってきてあげようと家の奥へ入っていく。怖いイメージではなく可愛いと言われて、みゆき達にまで笑われた。恥ずかしがりウルフルンはバッドエナジー空間を作ろうとするのだが…全く出なかった。
「狼の恐ろしさ見せてやるよ見てろ!婆さんの発したバッドエナジーが悪の皇帝ピエーロ様を」
「バッドエナジーが」×数回
「何故だ?何故絶望しない?」
「絶望なんてしないわ」
「これから先ずっと悪いことばっかだぞ」
「生きていればそういうこともあるわよ」
「ずっと真っ暗なんだぞ」
「天気も悪い日もあるものよ何があっても、笑顔で一生懸命生きていればいつか幸せはやってくるわ」
「吠え面かくなよ婆さん」
絶望しない人間がこの場所にいました。流石みゆきのおばあちゃん心が強くて絶対に折れそうにない。ウルフルンの会話にすぐ答えて食べ物を取りに行ってしまった。その間にスーパーアカンベエを召喚し戦闘が開始される。家を破壊しようとする蚊取り線香のアカンベエに対し、マーチのキック、ピース&ビューティのパンチ、サニーの投げ技にハッピーのドロップキックでダメージを与える。
「おばあんちゃんのたからものには指一本触れさせない」
「どこに宝があるんだ?」
「周りを見れば分かるはずよ!家、畑、川、山…ここにある全てがおばあちゃんのたからものなの」
それなら秘密にする必要はないのではなか?油断して話し込んでいると被弾して倒されてしまった。アカンベエは火の玉を発射し家に直撃する瞬間、山からの天狗風が発生し吹き飛ばされてしまった。川に落ちたアカンベエは河童に邪魔されて、ウルフルンは追いかけて行った。プリンセスフォームに変身してレインボーバーストで浄化に成功する。
「ねーおばあちゃんのたからものってさ?」
「山のみんながお礼を言ってるわ。あなた達何かいいことでもしたの?」
「秘密」
山から風が吹くのだが、さっきの突風とは異なり優しい風だった。山の祠にいけばきっとお礼が届いていると、酒とお餅と魚が置いてありました。田舎にやってきて自然に関するいい話でした。
次回「ウソ!ホント!おばけなんかこわくない!」
コメントを残す