トロピカル~ジュプリキュアの敵勢力は「あとまわしの魔女たち」と呼ばれていて、上級幹部が「あとまわしの魔女」である。第1話「トロピカれ! やる気全開!キュアサマー!」では最後にうめき声をあげてから「明日にするわ」と何もしたくない無気力状態のボスである。
今までの敵キャラは世界を自分の物にしようと企む悪の組織が多かったのだが、2021年はのんびりとしている。魔女ということで邪悪なイメージですが、担当している声優は五十嵐麗さんです。私が知っている作品では伝説の勇者ダ・ガーンと魔法少女リリカルなのはに出演しています。速水奨さんと結婚していてダ・ガーンで共演していました。両作品とも母親という設定である。
名前:五十嵐麗
生年月日:1963年1月9日
伝説の勇者ダ・ガーン(高杉美鈴)
魔法少女リリカルなのは(プレシア・テスタロッサ)
伝説の勇者ダ・ガーン
1992年に放送された勇者シリーズ第3弾であり、地球のプラネットエナジーを奪おうと宇宙からオーボスが侵略する。地球の危機にダ・ガーン(速水奨)が目覚め、隊長となった高杉星史(松本梨香)が8人の勇者を復活させる。星史の母、高杉美鈴(五十嵐麗)はニュースキャスターでいつも忙しくて、星史に構ってあげることができなかった。父の高杉光一郎は地球防衛機構軍の大佐である。
オーボス軍レッドロンの侵攻を防ぐが、ブッチョに星史の正体を知られそうになりセイバーズがピンチに追い込まれる。セブンチェンジャー(子安武人)の強襲によりスカイセイバーが大破してしまう。スカイセイバーを復活させることに成功し、セブンチェンジャーに搭乗したいた少年ヤンチャーはオーボスによって滅ぼされた星の生き残りだった。解放点を一気に刺激されたら地球も滅亡させられてしまう。星には伝説の言葉が残されていた。オーボスに復讐するために敵側に潜入していた。
キリマンジャロの大地が裂けダ・ガーンが亀裂を塞ぎ、ライオンの勇者ガ・オーン(速水奨)が復活する。グレートダ・ガーンGXとなりピンキーの戦艦を撃破するが、レッドロンアイのデータを調査しビオレッツェが解放点の場所を特定される。裏切者のセブンチェンジャーを罠にかける。
光一郎はオーボスとの和平交渉をするため、ダ・ガーンと星史と共にオーボス星に乗り込むが決裂してしまい、星史を守るため光一郎が捕虜となってしまう。光一郎はロボットの隊長をしていたのは星史だということを知っていた。伝説の力が発動し脱出に成功するのだが、父を救えなかったことで失う怖さを知る。
地球を守るために頑張ってきた星史だったがここで挫折してしまう。全ての事情を知った美鈴は、仕事ばかりで何もしてあげられていなかった自分を責め、母親として失格だと泣き星史を抱きしめる。ここが一番感動するシーン。
再び立ち上がりビオレッツェの協力の元、オーボス星で光一郎を救出に成功するが、地球の解放点を狙われ滅亡へのカウントダウンが始まる。亀裂を塞ぐため各地へ散らばる勇者、美鈴は全世界へ伝説の言葉を伝える重要な役割を果たす。
星と願いを共にせよ。
黄金の光集い来て新たなる道を照らすであろう。
オーボス親衛隊のシアンに苦戦するダ・ガーン。最後の解放点は日本の緑ヶ浜にあることを特定するレッドロン。セブンチェンジャーの捨て身の攻撃でレッドガイストと相打ちとなる。人間だけでなく地球に生きる全ての生き物が願い伝説の力が発動しシアンを撃破する。オーボスとの最終決戦で勝利し、ダ・ガーンは再び眠りに就いた。
魔法少女リリカルなのは
2004年からTV放送が開始され、2010年に劇場版が公開されました。TV版では詳しく語られなかったプレシアの過去について劇場版で描かれています。田村ゆかりさんが「なのはの台詞少ない」と言っているほど、フェイト側の話が多く語られています。小説ではもっと詳しく語られています。
プレシア・テスタロッサ(五十嵐麗)はフェイト・テスタロッサ(水樹奈々)にロストロギアジュエルシードを集めように命じる。同じ目的で高町なのは(田村ゆかり)と出会い争うことになり、ジュエルシード集めが進まないことに腹を立てフェイトを虐待する。
プレシアは過去に娘のアリシア・テスタロッサ(水樹奈々)を駆動炉の暴走事故で亡くしていた。仕事が忙しくて側にいてあげられなかった。この実験が終わったらピクニックに行こうと約束していたのだが、叶えてあげることができなかった。本社からの要請で安全管理に問題があり止めようとしたが、最終的に押し切られて娘まで失ってしまった。
プレシアはアリシアを蘇らせるため、人造生命の生成と死者蘇生の技術。記憶転写型特殊クローン技術プロジェクトF.A.T.Eでフェイトを作り上げたのだが、外見は一緒だが利き手や魔力資質など上手くいかなかった。禁断の秘術が眠るアルハザードで全ての過去を取り戻そうと、ジュエルシードを暴走させるのだが、なのはと時空管理局に阻止されてしまう。フェイトは自分は失敗作だが、母に笑ってほしいと願うのは本当の気持ちだと、手を差し伸べるが握ってはくれなかった。城が崩壊しアリシアと共に次元の狭間に落下して消息不明になってしまう。
アリシアにはとても優しかったのだが、亡くしてしまった悲しみから人が変わってしまいました。もしアリシアが生きていれば幸せな生活を送ることができたのに…なのはシリーズにはシリアスな展開が待ち受けています。
ダ・ガーンでは教育ママを演じ、なのはでは優しい母が娘を失い虐待する悲劇の母を演じていました。あとまわしの魔女もやる気を取り戻すために、人間からやる気を奪ってこようとしているのかもしれませんね。邪悪な存在を演じるのか?今後はどのように物語に関わってくるのか楽しみである(*^^*)
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