トロピカル~ジュプリキュア3話「自分を信じて!キュートいっぱい!キュアコーラル!」の感想です。Pretty Holicで母に春の新作リップの陳列をお願いされたさんご。自分の母の店でコスメ大好きで、瞳を輝かせているこの少女がプリキュアに変身する話となります。
涼村さんご
まなつは学校でどの部活に入部するか迷っていた。全部の部活をやりたいと思っていたのだが、全部できるわけがない。さんごも同様にどれがやりたいかまだ決まってはいなかった。クラスメイトの白石きりこ、小町なおみ、桑野ゆみにテニス、手芸、お菓子、ダンス、体操などさまざまな部活があるのだが、さんごは人に話を合わせる感じで、ハッキリと決断できずにいた。
「さんごは何にする?」
「迷ってるならテニスはどう?」
「手芸部は?」
「手作りお菓子部ってのもあるよ」
休日、まなつはクラスのみんなでショッピングモールに出掛けることになった。ローラはまた単独行動すると思って連れて行くには大人しくしていると条件を出される。思ったことが隠せずすぐ顔が引きつり怒っている。断るのだが本当は一緒に行きたかったのだ。素直に言うことができないでいると、まなつはローラの気持ちに気付かず、そのまま出掛けてしまう。
「どこ行くのよ?」
「ショッピングモールに行くことになったの。大人しくしてるなら連れてってあげるけど」
「ムキ(怒)行かない!たまには体を休めないと、まぁでもどうしてもって言うなら…」
「分かった!じゃあお互い楽しい日曜にしよう」
「え?Σ(゚Д゚)」
ショッピングモールで大はしゃぎしているとお揃いで何かを買ったり、担任の先生に会ったりと楽しく過ごしているのだが、さんごはみんなの話に合わせるだけで、自分の思ったことが言えない。まなつは自分の思っていることをすぐ言葉に出して行動している。
アイスを食べようとみんなはストロベリーチョコを選ぶと、さんごも同じ商品を選ぶ。まなつはトロピカルマンゴーを選ぶ。後ろの子供が妹のためにストロベリーチョコを買おうとしたのだが、売り切れになってしまった。さんごは様子を見て子供に自分のアイスをあげるのだった。周りをよく見て状況判断できるタイプです。
「ストロベリーチョコ下さい」
「じゃあ私も」
「決めたトロピカルマンゴー」
「妹がねそれが好きなの」
「ごめんねさっき売り切れちゃって」
「これあげるどうぞ」
「いいの?ありがとう」
さんごとローラ
まなつの母が働いているあおぞら水族館へやってきました。さんごは女性がスマホを落としたのに気が付いて、届けてあげるのだが、その間にまなつ達とはぐれてしまった。鼻歌が聞こえてきて扉を開けると水槽の中にはローラがいた。どうやってここまできたのだろうか?
「気持ちい~ひとりでも全然楽しいし!人間?」
「人魚?可愛い♡」
「何?急に私可愛いから仕方のないことよ!」
「あんまり可愛かったのでつい…作り物ですか?」
「失礼ね本物よ」
「本物しかもこんなに可愛いめちゃくちゃ可愛いから」
「あなたプリキュアやってみない?これ持ってみて?変化なしやっぱダメか」
さんごはローラを発見して可愛くて声をかけるのだが本物だと知り驚く。ローラはさんごがまなつの友達であることを知っていて、パクトを渡すのだが反応がなかった。自分の体を触らせて確認させるのだが、やたらと可愛いの発言に反応して自慢しまくる。まなつの声を聞いて、ここにいたら怒られると思い姿を消してしまう。
昔の人はジュゴン見て人魚だと間違ったと話があり、人魚の顔はもしかしたら面白い顔をしているのでは?さんごは本当の人魚は可愛いと言いたかったのだが、みんなの意見に合わせてしまう。まなつはジュゴンが可愛いと素直に意見を言う。続いてペンギンショーへ向かう。さんごは自分の思ったことを言えずに後悔していた。
「人魚って本だともっと可愛いじゃない」
「そうだよ!人魚はすごく」
「本当はジュゴンのように面白顔なんだよ!さんごもそう思わない?」
「え?そうだねきっと面白顔だよ…」
「この子も可愛いと思うんだけどな」
まなつは家に帰りローラに思い出を話すのだが機嫌が悪かった。自分をほったらかしされ、友達と遊んでこられたらそれは怒る。まなつはローラの気持ちを当ててからかう。明日から学校でプリキュアを捜そうと約束するのだった。
「どうしたの?分かったひとりで寂しかったんでしょう?」
「寂しくなんかなかったわよ!」
「分かった分かった」
「本当よ」
学校の購買でフルーツサンドを食べようとしていると、ここでもさんごはみんなと同じものを選んでしまう。まなつは焼きそばパンを大盛にしようとするのだが、大盛はなく2個購入した。屋上で食べようとするのだが暑いため断られた。まなつはひとりで階段を駆け上がると、さんごは一緒について行くのだった。
「あの一緒に行っていい?私まなつちゃんが羨ましい」
「え?誰が?」
「いつも自分が一番好きなことを迷わずにできるでしょう」
さんごは幼稚園の出来事をまなつに話す。紫のチューリップが一番かわいいと思って植えたのだが、全員ピンクを選んで紫はさんごだけだった。みんなは気にしていなかったのだが、自分もピンクを選べばよかったと後悔していた。その会話をローラが聞いていて飛び出す。
「くーだらない!自分の可愛いが信じられなくてどうするのよ?」
「ローラ何勝手に出て喋ってるの?」
「ローラっていうんだ?ちっちゃいと益々可愛い」
「自分の可愛いを信じなくちゃ!」
「すごく優しいし、誰とでも仲良くなれちゃうし」
「あのプリキュアって?」
「伝説の紳士…私にそんなことが…」
「ダメよトロピカルパクト光らなかったし無理」
「私にはそんな勇気も自身もないから…」
「そんな時にはこれだよメイクで気合を入れるの!」
結果的にさんごとローラが昨日出会ってたことを知り、家から勝手に出掛けていたこともバレた。まなつはさんごはプリキュアに向いていないかと提案する。さんごに伝説の戦士プリキュアこと、人魚の国からやってきたローラのことを話す。本当はプリキュアになりたいと思ったのだが、ローラに無理と言われてしまい、自信がなくなってしまうのだが、まなつはリップを差し出しメイクで気合を入れるようにアドバイスする。
キュアコーラル
チョンギーレがゴミ箱のヤラネーダを召喚し街で暴れまくる。下校途中に遭遇したまなつ達は、急用を思い出したと友達と別れる。モンスター出現時に人魚がいたことを知り、モンスターを操っているのが人魚で悪者ではないかと誤解されていた。そこでさんごは初めて自分の意見を言った。
「違うよ!人魚は悪者じゃないし本当はすっごく可愛いんだよ!」
「まなつ!ローラ!私は信じる…」
「何やってんの?逃げなきゃ危ないわよ!」
「私は逃げない!」
「見つけた二人目のプリキュア」
「私は…プリキュアトロピカルチェンジ!きらめく宝石!キュアコーラル」
キュアサマーに変身して空き缶の攻撃を相殺してゴミを回避する。さんごは様子を見てローラが持っているパクトがさんごの気持ちに共鳴する。キュアコーラルに変身することができました。ヤラネーダの攻撃を指で×を作りシールドで防いだ。防御中心のプリキュアとなることが決まりました。
「マーメイドアクアポットサーチ!やるきパワーカムバック」
「私はもう逃げない!私は私を信じるこれが私の可愛いだから!」
「もこもこコーラルイリュージョン!ヴィクトリー!」
二人で飛び上がり後方から蹴り倒し、ローラはポットを使ってやる気を取り戻すことに成功するサマーの持っているハートルージュロッドが複製されてコーラルは必殺技でヤラネーダを浄化することに成功する。片足上げてのvictoryがとってもカワイイ♡
さんごはショッピングで友達に合わせるが、自分の可愛いと思う意見をちゃんと言えるようになりました。基本紫の物が好きなようです。
「こっちのも可愛いと思う!」
「ちゃんと言えたね自分の可愛い」
「なんだかまだ信じられない」
「一緒に頑張ろうね!」
次回「はじけるキュアパパイア!これが私の物語!」
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